イン・カメラ イン・カメラの概要

イン・カメラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 02:49 UTC 版)

イン・カメラ
In Camera
出身地 イングランド ロンドン
ジャンル ポストパンク
活動期間 1978年 - 1981年
レーベル 4AD
公式サイト In Camera on 4AD
旧メンバー デヴィッド・スタイナー
アンドリュー・グレイ
ピート・ムーア
ジェフ・ウィルモット

背景

若きドラマーのジェフ・ウィルモットが、野心的なベーシストのピート・ムーアを歌手のデヴィッド・スタイナーに紹介したときにグループの種は蒔かれた。このコア・メンバーを通じて、ギタリストのアンドリュー・グレイの追加がなされた。バウハウスのオープニング・アクトや、ロンドンのソーホーにある「ビリーズ」での扇動的なパフォーマンスを経た後、イン・カメラはバウハウスのレコード・レーベルであった4ADと契約した[1]

イン・カメラは1980年6月に7インチ・シングル「Final Achievement」/「Die Laughing」をリリースし、その6か月後には4曲入りEP『IV Songs』をリリースした。イングランド全土で様々なギグが実現し、1980年末にはジョン・ピール・セッションで最高潮に達した[2]。これにより、セッションはEP『Fin』として12インチでリリースされた。この録音は、1981年の円満に解散する前のバンドによる最後のアナログ・レコードとなった。

解散後

回顧アルバム『13 (Lucky for Some)』は、1992年にCDでリリースされた。全作品のリリースは、4ADレーベルからとなった。

2015年3月、4ADは、未発表曲、リハーサル・テープ、ライブ・レコーディング、デモを収録した、イン・カメラの1981年以前の作品によるアンソロジーであるアルバム『Era』を、ファンとの直接のプラットフォームであるプレッジ・ミュージック経由で予約注文を受けると発表した。『Era』は、2015年6月にデジタル、2枚組CD、および2枚組LPのフォーマットでリリースされた。

解散後、アンドリュー・グレイはウルフギャング・プレスに加入した。

ディスコグラフィ

コンピレーション・アルバム

  • 『13 (アンラッキー・フォー・サム)』 - 13 (Lucky for Some) (1992年、4AD)
  • Era (2015年、4AD)[3]

EP

  • IV Songs (1980年、4AD)
  • Fin (1982年、4AD)

シングル

  • "Final Achievement"/"Die Laughing" (1980年)

脚注

外部リンク


  1. ^ 4AD – In Camera”. 4ad.com. 2013年3月13日閲覧。
  2. ^ Kellman, Andy. “In Camera – Music Biography, Credits and Discography : AllMusic”. AllMusic. 2013年3月13日閲覧。
  3. ^ Wolk, Douglas (2015年6月3日). “In Camera: Era - Album Reviews - Pitchfork”. Pitchfork. 2015年6月13日閲覧。


「イン・カメラ」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イン・カメラ」の関連用語

イン・カメラのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イン・カメラのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイン・カメラ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS