アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜 キャラクター

アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 16:39 UTC 版)

キャラクター

アーシャ・アルトゥール(Ayesha Altugle
- 井上麻里奈
本作の主人公。ニオの姉。17歳。身長:157cm、A型。職業:薬士、のちに錬金術士(本人はあくまで薬士であると主張している)。
人里離れたアトリエに住む少女。かつては祖父と妹・ニオと3人暮らしだったが、数年前に師でもあった祖父が他界し、ニオも行方不明になり、現在は1人で薬草や珍しい植物の採取をしながら、暮らしている。ある日、妹がどこかで生きていることが分かり、再会のために旅へ出ることを決意する。真面目で礼儀正しい性格だが、おっとりして天然ボケな一面もある。なお、子供でも酔わないほどのお酒ですら飲んですぐ卒倒してしまうカイルを凌駕するレベルの下戸。
旅をする際は飼っているうし[5]「パナ」に大量の荷物を載せている。なお、荷物には「予備の予備の釜」などもあり、絶句される場合も。
緻密さが求められる調合を古い機材と勘を頼りに何の気なしに成し遂げるなど錬金術の腕は確かだが、本人はあまりそれを自覚していない(そもそも、自身の駆使する技術が錬金術であることを知らなかった)。
調合に没頭すると片付けや食事が疎かになってしまい、気が付くと部屋が荒れ放題で倒れるまで仕事をしてしまった事もしばしば。以前はニオが片付けなどを行っていたが、一人になってからはそういった癖は和らいだ模様。
使用する武器は杖。スキルの代わりにアイテムを使用することができる。また、通常の装備品の他に探索装備というものが装備でき、移動や素材調達の時間を短縮したりできる。
前シリーズまでは過去作に登場した主人公が加齢した上で一人前の錬金術士となって登場していたが、本シリーズでは一作目の主人公である彼女のみ、続編二作に登場していなかった。しかし2016年発売の『シャリーのアトリエ』の移植版に於いて、27歳まで加齢した状態で再登場を果たした。パーティーメンバーとなっている為スキルも持っている。
ニオ・アルトゥール(Nio Altugle)
声 - 伊瀬茉莉也
アーシャの妹。13歳。身長:148cm、A型。職業:家事手伝い。
数年前に薬の材料のアトリエ近くの遺跡へ採取に行ったまま行方不明となる。姉想いの優しい性格で、アーシャとは非常に仲が良かった。
事件の際、足を滑らして崖に落ちてしまい、命の危機を感じ取ったイグドラシルに保護されていた。しかし、合わせて6年経っても解放されずにいた結果イグドラシルと同化しつつあり、光る花の発する「言語」を認識できるようになっている。
保護されている間、一切体は年月が経過していない。救出後はアーシャに同行するようになり、色々な場所を回ったり精力的に素材を集めたりしている。
使用する武器はお玉やミキサーなど。スキルではパナによる攻撃や薬による回復を行う。必殺技はパナに乗って突進攻撃を行う「パナすぺしゃる」。止めに使うと、最初に餌を食べさせてさらに力のこもった突進を行い、締めに宙に跳ね飛ばす。
『エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~』の登場人物の一人。
レジナ・カティス(Regina Curtis
声 - 水沢史絵
女性発掘家。23歳。身長:163cm、O型。職業:遺跡発掘。
ウェーブのかかった長髪が特徴的。街の商工組合とも繋がりを持つ。社交的で家が大所帯なためか面倒見の良いしっかり者。また、料理や裁縫なども得意とするなど、女性らしさも完備している。
元は遠い街の出身だが、大家族を養うため出稼ぎに来ており採掘の腕前もあって親方達からの信頼も厚い。最近は遠い地で一人で働いている事を心配した家族から帰ってくるよう催促されていて、レジナEDではある大仕事を成し遂げたのちに帰郷する。
女性でありながら発掘屋になったのは父親が発掘屋をやっていたが事故で負傷したために引退し、その跡を継いで発掘屋になろうと10代で仕事を始めたのがきっかけ。最初はつるはしにも振り回され、男所帯の職場でお尻を触られたりと苦労も多かったが今では組合で一番の腕っ節の強さになり、セクハラをとっちめたりしていた結果今度は女扱いされなくなったと嘆いている。
使用する武器はつるはし。スキルやアクティブコマンドでは、爆弾なども使用する。必殺技はつるはしを地面に突き立て地面の隆起で相手を宙に飛ばし、そこめがけて燃え盛る岩塊を叩きつける「レイディエンド」。止めに使うと、宙に飛ばしたあと岩塊に飛び乗って追撃を行い、締めにつるはしで岩塊を直接叩きつける。
キースグリフ・ヘーゼルダイン(Keithgrif Hazeldine
声 - 中田譲治
古代の知識を集める旅をしている錬金術士。45歳。身長:180cm、AB型。職業:異国の錬金術士。
遺跡調査のために異国(アーニーによると言葉に西方の特徴がある)から旅をしてきて、たまたま立ち寄ったアーシャのアトリエ近くの遺跡でニオの幻影を目撃した事でアーシャと知り合う。
過去の文明が生み出した錬金術の負の遺産を多く目にしているためか、人は押しなべて悪であるという考え方の持ち主。対応もそっけなく冷たい印象を受けるが、努力を積み結果を出す者はきちんと評価する。
冷静沈着だが錬金術研究の為なら手段を選ばずトラブルを起こす為、周囲からの評判は悪いものの本人は全く気にしていない。ヘビースモーカー。面倒見はいい方で、アーシャやニオからは優しい人と認識されている。また、悪意の産物とも言える錬金術の遺物に関しては、破壊することを心がけている。協会が管理する遺跡などにも勝手に侵入し挙句破壊行為を行っているために賞金首であり、あるイベント時にリンカを連れていると強制的に戦闘に入ってしまう。
使用する武器は指輪。また、球状の容器に入ったアイテムを破壊することで様々なスキルやアクティブコマンドを発生させている。前シリーズの錬金術士キャラとは異なり、アイテムの使用はできない。必殺技は8つの無色の容器を敵めがけて拳や蹴りで叩きつける「エンシェントワン」。止めに使うと演出が最初から変化し、8色の容器を相手の周囲に展開させて異空間に閉じ込め、そこにタバコを投げつけて爆発させる。
かつては出身地で再発見された錬金術の習得に没頭していたが、錬金術の根本たる真理の追究を目指さないまま術を利用する者ばかりな事に失望し錬金術に関係するあらゆるものを破壊して回ったため、指名手配された。
タバコが切れると何も手につかなくなるらしい。
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』の登場人物の一人。
ユーリス・グルンデン(Juris Grunden
声 - 鳥海浩輔
獣退治をするハンターの青年でナナカの兄。20歳。身長:182cm、O型。職業:猟師。
家族を養う為に獣を狩って暮らしている。一族のしきたりに従い、古の龍を倒して、その鱗をまとい、一人前になりたいと思っている。このしきたりはもはや伝説上のものとすらされているものであり、本人もあくまで達成すべき目標としている。無口で誤解を受けやすいところもあるが、本来は家族想いで優しい性格。辛い物が苦手。
自然を尊び、たとえ魔物であろうと狩りの獲物に尊敬と畏怖の念を忘れない。
猟師のクセで気配を消しがちで、何度かアーシャを驚かせた事がある。気配を消したユーリスを察知できるのはナナカだけらしい。
使用する武器はナタ。スキルでは弓も使う。必殺技はナタと弓を使っての連続攻撃を行い、締めに全力の斬撃を見舞う「グランドスラム」。止めに使うと演出が最初から変化し、斬撃と矢で連続攻撃から相手を宙に跳ね飛ばし、締めに身の丈よりも大きい弓矢を取り出して撃ち抜く。
ウィルベル・フォル=エルスリート(Wilbell voll=Erslied
声 - 瀬戸麻沙美
魔法使いの一族の少女。14歳。身長:141cm、B型。職業:魔法使い。
家訓の定めで、魔法修行の旅をしており、空を自由に飛ぶ魔法を探している。魔法の腕前は、知識こそ豊富な様だが実践不足。小生意気で、ちゃっかりしている末っ子気質の持ち主であり、明るく前向き。自らを“大魔法使い”と称しているが、一族の最長老である大婆様には頭が全く上がらない。アーシャからのみ「ベルちゃん」の愛称で呼ばれ、『シャリーのアトリエPlus』でもこの呼称は変わらない。
フィルツベルクに来たばかりのアーシャから魔法の触媒のにおいを嗅ぎつけ、魔法使いと勘違いして声をかけた。錬金術士の存在も知っている様子。
使用する武器はほうき。スキルでは、召喚魔法を主とする。必殺技は空から岩を降り注がせて攻撃する「メテオストーム」。止めに使うと、締めに巨大な岩塊を叩きつける。
見た目からして目立ち、魔法使いだとバレているが一応正体を隠すのが掟のようで、困り事の解決や魔法の道具の販売も、魔法の力を使った事は内緒にしている。
度々大婆様から修行のための課題を出されているが、手を抜いたりズルをしたりあまり真面目にこなしておらず一時は破門を言い渡されてしまう。さすがにその時は反省して、課題達成と破門取り消しのため一発逆転を狙って大博打に出る。
『エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~』及び『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』の登場人物の一人。
リンカ(Linca
声 - 小清水亜美
マリオンの護衛を務める女性。20歳。身長:160cm、A型。職業:護衛業。
剣の腕は確かで、常人外れの戦闘技術を持つ。しかしその一方、一般的教養は全くといっていいほど持ち合わせておらず、常識外れな言動・行動をしては周囲を困らせている。なお、彼女の服装や髪型は、全てマリオンの趣味である。本人としては動きづらいくらいなら全裸でもいいとすら思っている。
一般常識を身に着けるべく、度々マリオンから任務という形で家事や人付き合いをこなすよう命令を出される。
使用する武器は剣。なお、この剣はリンカの身長ほどもある上に相当重く、引きずりながら振るっている。必殺技は剣を地面にこすりながら複数回切りつけ、最後にはジャンプして叩き切る「レイジングエッジ」。止めに使うと、最後の一撃が数回転してからの横薙ぎになる。
『エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~』の登場人物の一人であり、『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』には容姿と名前が全く同じ“姉のような存在”である別のリンカが登場する。
マリオン・クィン(Marion Quin
声 - 植田佳奈
22歳。身長:150cm、A型。職業:遠方から来た駐在員。
遠い地から派遣されて来た駐在員。遺跡の記録作成や、資源調査を目的としている。日々上司から無茶な依頼を受け、愚痴をこぼしながらも仕事はしっかりこなしている。本作でフィルツベルクに居る人物の中では登場順がウィルベルやハリーなどの主要人物よりも早く、最初に登場した。DLCにて、追加パーティーキャラとして加入させることができる。
役人ではあるが友人であるアーシャの妹探しにキースグリフが役立つとみると、一時的に見逃す等柔軟な考え方の持ち主。
故郷は気球と馬車を乗り継ぎ、道なき道を進み、決死の覚悟が必要な旅をして3か月ほどした遠方。かつては中央で出世街道に乗るほどだったが、捕まったリンカを助けるために手を回した結果左遷されてしまった過去がある。
使用する武器は二挺拳銃。外見はダブルデリンジャータイプだが明らかに3発以上装弾されており、両手合わせて秒間4,5発放つという驚異的な射撃技術を持つ。これを使って連射し、撃ち切ると放り捨ててどこからか別の銃を取り出す、という無茶なスタイルで戦う。また、スキルでは跳弾を利用した攻撃も行う。必殺技は敵が宙に浮き上がるほど凄まじい勢いの連射を叩き込む「クロスファイア」。止めに使うと、締めに狙いすましての強力な一撃を叩き込むようになる。
まだ20代前半だが仕事漬けの毎日で出会いもなく、仕事ばかりの女と思われている事で婚期を逃しそうな現状を憂いている。
『エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~』の登場人物の一人。
オディーリア(Odileia
声 - 佐土原かおり
年齢不明。身長:157cm、血液型不明。職業:弐番館司書。
世界最大の図書館「弐番館」の司書。その実体はかつて錬金術士によって生み出されたオートマタ(機械人形)であり、弐番館の全ての蔵書の内容を記憶している。ただし、長年の稼働で一部システムに異常が出ている。人形らしく機械的な口調で喋るが、一方で人間のようなお茶目な一面もある。食事を摂る必要はないはずだが、甘いものには目がない。彼女を作ったマスターは、キースグリフによく似ていたらしい。DLCにて、追加パーティーキャラとして加入させることができる。
古代の高度な錬金術の結晶とも言える体は、機械でありながら虫歯になれる。存在しないマスターの既に無意味な命令を守り続けていたが、キースグリフによってマスターの変更と命令の書き換えを実行され自由の身となる。
使用する武器は歯車。実際には腕から放電ユニットを出して電撃を行う。必殺技はエネルギーウィングを展開してエネルギー弾を叩きつける「ブーストショック」。止めに使うと、エネルギー弾は使わず敵に突っ込んでいき、爆発させる。
『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』の登場人物の一人。
ハリー・オルソン(Harry Olson
声 - 真殿光昭
36歳。身長:175cm、O型。職業:ハリー商会経営者兼好事家。フィルツベルク商業組合副理事補佐、リーゼンガング自治体会長。
フィルツベルクの商業に大きな影響力を持つ、ハリー商会のオーナー。かなりの変人だが、面倒見は良い。前時代の遺産を集めることに非常に熱心であり、その知識を披露することも多いが、どこまでが真実なのかはわからない。
何よりも先に誠意を売ったから商会は大きくなったと語り、街の活性化のために企画したバザールでも悪徳業者が入り込まないよう許可制を敷く等商売人としての腕前は確か。
幼い頃凶作を体験しており、人が飢えるという状況に対して譲れないスタンスを有している。商会を切り盛りするようになった後、再び発生した凶作に対し、破産寸前まで私財を擲って救済活動を行っており、フレッドの生き方に強い影響を及ぼしている。
過去の遺物収集の趣味が高じてわくわく掘り出し物合戦を主催しており、珍しい物マニアの会会長も務めるが遺物や遺跡が好きなのに暗くて狭い場所が怖くて遺跡に入れないという一面も。
『エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~』及び『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』の登場人物の一人。
メリエッタ・ミューア(Merietta Muir
声 - 佐藤聡美
19歳。身長:157cm、B型。職業:ハリー商会の店員。
ハリー商会の経営する雑貨店「黒猫の散歩道」の店員。オーナーのハリーが趣味に没頭しているため、実質店を取り仕切っているのは彼女で仕入れからバザール出店者の管理までこなす、事実上の店長に近い。ハリーの趣味に辛辣な不満をいう事も多いが、何だかんだで結局付き合っている。
ホムンクルスの依頼に答えようと手を尽くし、納品の際には彼らの集落まで出向く等商売には固い信念と情熱をもっている。また、本人曰く彼氏はいない。
アーニー・リトルトン(Ernie Lyttelton
声 - 杉山紀彰
26歳。身長:175cm、A型。職業:交易商人。
各地を牛車で巡り、交易をしている行商人の青年。アーシャのアトリエにも薬の取引で出入りしており、アーシャとは家族のような関係を築いている。アーシャのことを常に気にかけており、アーシャからすると「お母さんのような存在」らしい。
カイルに「笑顔しか似合わない男」と言われるように人畜無害この上ない人物。本人はヒゲすら生えない軟弱な外見を若干気にしており、ワルなキャラに憧れている(面識はないが理想像はキースそのもの)。
マップ全域に渡って商売をしており、気球で飛んだ先の塩の砂漠から雪山まで足を運ぶ。本人は笑いながら軽い口調で話すものの、吹雪の中凍死しかけたり崖から何度も転げ落ちて全身打撲を負う等笑い事では済まない修羅場にも遭っている。
ナナカ・グルンデン(Nanaca Grunden
声 - 大亀あすか
16歳。身長:155cm、O型。職業:遊牧民の娘。
ユーリスの妹。うし飼いとして、良いうしの餌を探すために世界を巡っている。アーシャとは旅の途中で偶然出会い、年齢も近いことと、同じうし好きとして打ち解け、友人となる。神出鬼没で、気球でしか行けない浮島などあり得ない場所に突如うしと共に現れることもしばしば。曰く、牛飼いの秘密らしい。
遊牧の傍ら行商もしており、主に畜産関係の品物を販売してくれる。
ラナン・エッツ(Ranun Ets
声 - 松野太紀
25歳。身長:170cm、AB型。職業:放浪する人。
世界を旅しつつ、バグパイプを用いた音楽を奏でる青年。創作に生きる自由人を自称するが、言い換えればただの働く意欲のない無職の若者である。彼とは正反対で、働くことを生きがいとするアーニーとの出会いで、彼の人生観は大きく変わることとなる。
方々で見聞きした歴史、物語、伝承を後世に伝えるため、また自らの足跡を音楽と言う形で残していくため日々放浪を続ける。
お腹をすかせて道の真ん中に文字通り転がって行き倒れていたりと、専ら残念な大人扱いされることが多いが、演奏すれば「素敵」と評され、古代語で書かれた書を楽々読み解き、星を読んで半年以上先の日食を正確に当てるなど、こと芸術にまつわる要素については多才かつ天才である。
フレッド・ロッドフォーク(Fred Rodfork
声 - 稲田徹
30歳。身長:185cm、A型。職業:パン職人。
フィルツベルクに店を構えるパン屋の店主。大柄な体型からは想像もできないような、可愛いパンを作る。出来るだけ多くの人に自分のパンを食べてもらうことが彼のモットーであり、儲けはほぼ度外視している様子。メリエッタに一目惚れをするが、緊張のあまり極端に事務的な対応をしてしまっている。
彼の師匠は、かつてフィルツベルクが凶作に見舞われた際にハリーの依頼を受けたパン職人で、彼のモットーはこの体験に由来する。そのため、メリエッタのことも含め、ハリーは間接的ながら人生の先導者となっている。
カイル・タレンバート(Kyle Tarenbert
声 - 野島健児
26歳。身長:165cm、A型。職業:酒場のマスター。
ホルンハイムの酒場「白い鴉亭」のオーナー兼バーテンダー兼料理長兼店長兼マスター。軽い性格ですぐ女性をナンパしようとするが、かつてそのせいで仕事をクビになったことが何度もあるらしく、最近は自重している。酒場のマスターだが自身は酒が全く呑めない下戸(ジュースに毛が生えたレベルでもダメらしい)。ユーリスとは幼馴染であり、顔を合わせれば互いに悪態をつき大人げないいたずらをし合うことも多々あるが、実は仲が良い。10年ほど前はユーリスにカイル兄ちゃんと呼ばれていたらしい。
下戸である事を気にして何度も克服を試みたが全くダメで、その代わり酒の知識と酒以外の飲み物や料理の味を極めるべく腕を磨いている。
旨いメシを安く提供する事をモットーとして値段は安いが食材も厳選し、手間をかけて作った料理を提供する。
ターニャ・フォルタ(Tanya Folta
声 - 野水伊織
11歳。身長:154cm、A型。職業:塩屋。
空の向こうに広がる大塩湖にて、塩を取って生活をしている色黒の少女。遠く離れた都会に対して憧れを持っており、都会からやってきたアーシャに対して話を聞かせてくれるように頼んでくる。
彼女の一族は代々塩湖で塩を採掘して暮らしており、昔は他にも塩の採掘を生業とする一族がいたらしいが今は彼女の家族のみとなっている。
アーニーの取引先の一つで何とか街への旅費を貯める手伝いをしたいと、アーニーがアーシャに収益を増やすためのアイデアを相談するイベントがある。
ハリー商会にも塩を卸しているためメリエッタも名前は知っており、お金を貯めて街にやってきたターシャに歓迎会を開いた。
イグドラシル
本作の事件の発端とも言える存在。来る災厄を乗り越えるために用意された二つの揺り籠の一つ、種の揺り籠こと「壱番館」の管理者。錬金術における善意の遺産たる存在なのだが、オディーリアと違って柔軟性が全くなく人の話を聞こうともしない頑固すぎる性格。
文明が滅びる時に備えて全人類の知識と英知を後世に保存する書庫として弐番館が、生命の種を保存し絶滅を回避する避難所として壱番館が作られその管理者として1000年近くもの間命令を守り続けていた古代の錬金術の産物。
既にその役割を終えているのだがシステムは稼動状態であり、危機に瀕した生命を察知し保護するという活動を継続している(作中ではニオの他、仔牛の保護も行っている)。しかし、同化しつつあるのにニオを開放しなかったり転送事故を起こして仔牛が増えてしまったりなど、既に正常とは言えない状態にある。更には別に危機に瀕していないであろう「ハロス村」という村の住人全員を取り込んでしまう、というミスを犯してしまっている(この村には後述の「言語」を生成できるフラスコ状の器具が存在しており、この器具が誤動作したものと考えられる)。結果として、悪意はないものの人に害する存在としてキースにとっては破壊対象となった。

  1. ^ 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。 
  2. ^ 編集部:Ky (2012年6月15日). “アーシャのアトリエ」を先行プレイ。システムの簡易化と世界観の強化によって,より間口の広い“RPG”へと成長したシリーズ最新作”. 4Gamer.net (Aetas). https://www.4gamer.net/games/150/G015067/20120613051/ 2012年7月16日閲覧。 
  3. ^ a b 、2012、「巻頭特集 アーシャのアトリエ 黄昏の大地の錬金術師」、『電撃PlayStation』(Vol.521 2012.7.22)、アスキー・メディアワークス pp. pp.18-33
  4. ^ イベントで1つだけ入手できるキーアイテムではないアイテムも登録可能。
  5. ^ うしといっても、一般的な牛とは全く異なる外見であり、むしろ猪あたりに近い。乳牛以外にも馬のように荷馬車を引かせている場合もある。





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