アントニ・ファン・レーウェンフック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/01 01:33 UTC 版)
発言集
「前に述べた観察では、私は他の人達が思っているよりもずっと多くの時間を費やしましたが、それを楽しんでいます。なぜそんなに苦労するのですか?とか、何の役に立つのですか?とか聞く人には関心がありません。というのも、このような人々のために書いているのではなく、ただ学問をする人に対してだけ書いているからです。」[8]
「彼らが、こんな発見が不可能だと、批判しているように、私は、自分の書いたことが他の人に受け入れられないことを心配してはいます。しかし、私はこのような反論に邪魔されません。無知なる人々のあいだでは、私のことを魔法使いだと言っていますし、私がこの世には存在しない物を見せているとも言っています。しかし彼らは許されるべきでしょう、彼らはよく知らないからです。」[9]
「男の精子に生きた生命体があるということを大学全体として信じない所があります。しかし、このことは私は気にしていません。私は自分が正しいということをよく知っているからです。」[9]
トピック
2016年10月24日のGoogle Doodleは彼の生誕384年を記念したものとなった[10]。
脚注
参考文献
- ブライアン・J・フォード 著、伊藤智夫 訳『シングル・レンズ―単式顕微鏡の歴史』法政大学出版局、1986年。ISBN 978-4-588-02115-2。
- クリフォード・ドーベル 著、天児和暢 訳『レーベンフックの手紙』九州大学出版会、2004年。ISBN 4-87378-807-2。
- 山科, 正平「第1章 細胞の発見者は誰か?」『ブルーバックス 細胞発見物語』(第1刷)講談社、2009年10月20日。ISBN 978-4-06-257655-0。
関連項目
- ^ a b ““光の魔術師”と“微生物学の父”の友情 感動のアートミステリー『フェルメールの街』櫻部由美子著”. 産経新聞社. (2017年9月23日) 2018年1月7日閲覧。
- ^ フィリップ・ステッドマン『フェルメールのカメラ―光と空間の謎を解く』。ISBN 4788512076。
- ^ "Leeuwenhoek; Antoni van (1632 - 1723)". Record (英語). The Royal Society. 2011年12月11日閲覧。
- ^ 山科 (2009), p. 17.
- ^ 山科 (2009), p. 19.
- ^ 山科 (2009), pp. 19–20.
- ^ 山科 (2009), p. 20.
- ^ クリフォード・ドーベル (2004), p. 66.
- ^ a b クリフォード・ドーベル (2004), p. 67.
- ^ アントーニ・ファン・レーウェンフック生誕 384 周年
固有名詞の分類
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