闇ドル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/30 18:24 UTC 版)
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闇ドル(やみドル)とは、法律では禁じられているにもかかわらず、現地通貨を米ドルと両替する(闇両替という)などの違法な手段で両替したドルをいう[1]。
解説
本来「ブレトン・ウッズ協定の日本における、違法に入手された(当時の外貨割当制度による許可を受けていない)米ドル」を指した用語だったが、諸外国、特に東側諸国や後のドルペッグ制諸国でも同様な状況にあり、そこへも普遍化された用語。
前者はブレトン・ウッズ協定期や直後のスミソニアン協定の全期間を通じ固定為替レートに比べドル高で有り続け、同固定為替レートは円高で有り続けた事を示している。
当時は海外に出るためにはほぼ必須(個人的土産用に公務員ですら使っていたとも)で、変動為替相場制化と為替の自由化(今日それでも制限は残る)により随分縮小したが、武器・違法薬物・違法カジノなどの違法商品取引・違法サービスの為に今日も若干残り続けている。
北朝鮮では自国通貨の北朝鮮ウォンが信用を喪失し、ドル化現象が発生したことにより事実上の中心通貨がドルとなっている。当局でさえ非公式な外貨市場を通じてドルを調達せざるを得ず、闇ドル商からのドルの買付が横行している[2]。
脚注
- ↑ https://maekawa-kenichi.hatenablog.com/entry/20060304
- ↑ “北朝鮮当局、闇ドル商を通じて外貨を調達”. 中央日報 (2012年11月7日). 2026年5月1日閲覧。
参考文献
- 金正日「闇ドル帝国」の壊死 光文社 2006
- 闇ドルのページへのリンク