ブイ‐エス‐ディー【VSD】
読み方:ぶいえすでぃー
《ventricular septal defect》⇒心室中隔欠損症
心室中隔欠損
(ventricular septal defect から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/28 07:06 UTC 版)
心室中隔欠損(しんしつちゅうかくけっそん; VSD: Ventricular septal defect)は、先天性心疾患[1]の一つ。心室中隔に欠損孔が開き、シャントが生じている状態を指す。
- ^ 弁置換手術などの術後にも生じることがある
- ^ a b c d e (高橋2015)p.145「概念」
- ^ 心室中隔欠損 - 日本小児外科学会
- ^ a b c d e (高橋2015)p.146-147「症状」
- ^ 大動脈と肺動脈が分離せず、1本の太い動脈が心室から起始する疾患。((高橋2015)p.176「3 総動脈幹症」)
- ^ (医学情報研究所2017)p.149「分類」
- ^ (高橋2015)p.149「C 房室中隔欠損症」
- ^ (高橋2015)p.146「血行動態」
- ^ (医学情報研究所2017)p.150「病態生理」
- ^ 手術すると右→左短絡していた血液の逃げ場がなくなりすでに高かった肺血管抵抗がさらに悪化し右心不全を起こす。((高橋2015)p.145「STEP3 Eisenmenger症候群」)
- ^ a b c d (高橋2015)p.147「検査」
- ^ (医学情報研究所2017)p.151「胸部X線像」
- ^ 右心系(右心房→右心室→肺動脈)は静脈血が流れており、途中に酸素供給もないのでカテーテルを進めて酸素飽和度を測定した場合、通常はずっと低いままであるので途中で上昇がある場合どこからか左心系から動脈血が短絡していることになる。
上昇場所で「右心房→心房中隔欠損」「右心室→心室中隔欠損」「肺動脈→動脈管開存」がそれぞれ疑われる。
((高橋2015)p.63「C 酸素飽和度」) - ^ a b c d e f (高橋2015)p.148「治療」
- ^ a b (医学情報研究所2017)p.152「治療」
- ^ a b (高橋2015)p.148「合併症」
- ^ (医学情報研究所2017)p.150「合併症」
- ^ 大動脈基部の隆起した部位、大動脈洞とも。((医学情報研究所2017)p.9「Valsava洞」)
- 1 心室中隔欠損とは
- 2 心室中隔欠損の概要
- 3 治療
- 4 参考文献
- 5 関連項目
固有名詞の分類
病気の別名 | cerebral infarction myasthenia gravis ventricular septal defect クローン病 生活習慣病 |
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