システム生成
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/02 22:54 UTC 版)
システム生成(英語: System Generation)はシスジェン(英語: SysGen)とも呼ばれ、大型コンピュータや中小型コンピュータ(ミニコンピュータやオフィスコンピュータ)のソフトウェアの更新に関する用語で、ソフトウェア発行元から送られる新しいソフトウェアのバージョンまたはリリースをその設置システムに合った、効率よいソフトウェア・システムを作ることをいう[1]。
概要
コンピュータのソフトウェアは新しい機能のサポート、誤りの訂正などで、常に更新されている。これをソフトウェア発行元は新しいバージョンまたはリリースという形でユーザー企業・機構へ配布するが、ユーザーはそのバージョンまたはリリースが自分の設置システムに該当する機能・訂正を含んでいるかを判断して、更新が必要なら更新を行なう。この更新のプロセスは、ソフトウェア発行元の一般的な配布システムから、該当コンポーネントを選び、自分の設置システムに合ったシステムを生成するので、これをシステム生成(System Generation)と呼んでいる。システムを生成したあと各種のテストを行うので、これらも含めての作業となる。
参照項目
- OS/360システム生成(en:System Generation (OS))
- DOS/360システム生成
脚注
- システム生成のページへのリンク