ゴンドウクジラ属
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ゴンドウクジラ属(ゴンドウクジラぞく、巨頭鯨属、学名:Globicephala)は、鯨偶蹄目ハクジラ亜目マイルカ科に属する属の1つ。ヒレナガゴンドウ(英: Long-finned Pilot Whale, 学名:G. melas)とコビレゴンドウ(英: Short-finned Pilot Whale, 学名:G. macrorhynchus)の2種で構成される。
- ^ ゴンドウクジラの中でマグロを食べるのはシャチに近縁のオキゴンドウだけであり、この項のコビレゴンドウ及びヒレナガゴンドウはマグロを捕食しない。
- ^ “クジラ140頭以上が死ぬ、海岸に打ち上げられ 豪南西部”. CNN (2018年3月25日). 2018年3月25日閲覧。
- ^ 天野雅男 (2012). “みちのくの海のイルカたち(特集 みちのくの海と水族館の海棲哺乳類)” (PDF). 勇魚 (56), 60-65, 2012-06 (長崎大学水産学部, 勇魚会) 2015年1月14日閲覧。.
- ^ 阪神ナウ! 「甲子園の開発」。1936年(昭和11年)にゴンドウクジラを飼育と記載。
- ^ a b 鈴木克美 『水族館への招待-魚と人と海』 丸善株式会社、1994年、190-192頁。1935年(昭和10年)にゴンドウを飼育と記載。
- ^ 堀家邦男 『水族館の魚達』 秦流社、1976年、95-116頁。1937年(昭和12年)に和歌山県太地で捕獲されたゴンドウクジラ4頭を飼育と記載。堀家は元阪神水族館館長。飼育年については阪神ナウ!、鈴木、堀家の間でぶれが見られる。またこれらにはゴンドウクジラの飼育と記述されているが、和歌山県太地で捕獲された個体であるとの堀家の記述から、コビレゴンドウであると解釈するのが妥当であろう。
- ^ 鈴木克美 『水族館への招待-魚と人と海』。ただし、1850年代にコペンハーゲン動物園でネズミイルカが飼育されており(大隈清治『クジラと日本人』P164)、またシロイルカは1861年にバーナム博物館 (Barnum's American Museum) によって展示飼育が行われており(英語版Wikipedia)、世界で最初期の事例であろうという指摘には疑問もある。ただしこれらの施設は水族館ではない。
- ^ 厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課 (2003年6月3日). “妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項の見直しについて(Q&A)(平成17年11月2日)”. 魚介類に含まれる水銀について. 厚生労働省. 2013年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月15日閲覧。
- 1 ゴンドウクジラ属とは
- 2 ゴンドウクジラ属の概要
- 3 人間との関り
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