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HADO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/22 15:35 UTC 版)

HADO
起源 2016年(サービス提供開始)
特徴
身体接触 非接触型
選手数 3対3(基本ルール)
カテゴリ eスポーツARスポーツバーチャルスポーツフィジカルスポーツ
用品 ヘッドマウントディスプレイ、アームセンサー
競技場 HADO ARENA(日本・海外)
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HADO(ハドー)は、2014年に株式会社meleapが開発し、2016年からサービス提供が始まった、AR(拡張現実)技術を活用したテクノスポーツ競技である。身体の動きとバーチャル演出が融合した新感覚スポーツとして、国内外で広く普及している。

概要

HADOはヘッドマウントディスプレイ(HMD)とアームセンサーを装着し、エナジーボールの発射やシールド展開など身体動作と連動するスポーツ体験を提供する。

ルール

  • 3人制チームによる3対3対戦が基本(他の形式も存在)。
  • 制限時間は80秒で、より多く得点したチームが勝利。
  • プレイヤーは「ショット」「シールド」「チャージ」「スピード」のステータスを自由に割り振る。
  • 攻撃は視線と腕の動作によるエナジーボール、シールドで防御。

ゲームモード

- **HADO** – 基本のPvPモード。 - **HADO WORLD** – ヒーロー役になり、クラス特性とスキルを使って戦う新モード[1]。 - **Monster Battle** – 複数人で巨大モンスターを協力撃破[2]。 - **Shoot** – 的撃ちスコアアタックモード[3]

公認チーム制度

HADO運営事務局が実力と活動への貢献を認めたチームには「公認チーム」の称号が授与される。これにより、以下の特典が受けられる[4]

  • レンタル機材・コートの割引
  • 特別プランへの参加
  • トップリーグへの出場権
  • イベントやメディア出演のオファー

公認チームの一覧には、プロチームや学校チームなど多数が登録されている[5]

公式大会・イベント

  • **HADO LEAGUE ODAIBA(HLO)** – 年2期制の日本最高峰リーグ戦(賞金総額1,000,000円)[6]
  • **グランドスラム大会** – 年2回実施のトーナメント(最大賞金25万円)[7]
  • **多様な参加枠大会** – ULTRA BEGINNERS CUP、エンジョイカップ等[8]

教育分野での活用

受賞歴

総務大臣賞 – 第8回日本ICT教育アワード
2026年 〜不登校傾向の改善や主体的な学びを生む、次世代型体育の実践〜

2026年2月に開催された「全国ICT教育首長サミット・第8回日本ICT教育アワード」において、四国中央市が取り組んでいる『AR教材と生成AIを連動させた新時代の学びと次世代型校務環境』が高く評価され、総務大臣賞を受賞[9]

最優秀賞 – EDU INOVATION CONTEST 2022
2023年 道徳・総合的な学習の時間・体育授業とHADOの連動的な活用 – 島田忠輝

教員x企業が共同して開発授業実践を、広く全国へ発信するための授業イノベーションコンテスト[10]

部活動での活用

福岡第一高等学校 HADO部
2019年に「HADO部」を設置し、正式に公認チーム登録。全国大会出場や上位入賞、部活動としての成功事例[11][12]。2025年2月時点で日本33位、最大ランク10位。コミュニケーション能力の向上も報告されている[13]

体育での活用

静岡西高等学校
体育授業にHADOを導入し、生徒の体力やチームワーク向上に寄与[14]
福島県西郷村羽太小学校
従来の体育の枠組みを超え、すべての児童が主体的に「動き」「考え」「仲間と協力する」体験を得られる場を創ることを目的に、2025年11月25日から12月5日にかけて試験導入された[15]
リセウム・オブ・ザ・フィリピン大学 マニラキャンパス
ARテクノスポーツ「HADO」を活用した教育ワークショップを開催。講演と体験を通して、体育領域への活用やeスポーツとの接続性、教育応用の可能性について意見交換を行った[16]
つくば市立みどりの学園義務教育学校
HADOを活用し、運動技能や戦術的思考の向上と、誰もが楽しめるスポーツの在り方を考える力の育成を目標とした実践を実施。本取り組みは、第51回全日本教育工学研究協議会全国大会にて発表された[17]
次世代体育授業・教育実践発表会ー大阪教育大学天王寺キャンパス
2026年3月22日、大阪教育大学天王寺キャンパスにて、次世代体育授業に関するシンポジウム「未来の体育を考える」が開催された。ICT・XR・教育データを活用した体育授業の最前線が共有され、今後の体育のあり方や、誰一人取り残さない授業づくりについて議論が行われた[18]

探求・課外学習での活用

東京学芸大学附属世田谷小学校
「学びをデザインする子ども」の育成を目指す東京学芸大学附属世田谷小学校では、2020年より協働的探究「Laboratory(ラボ)」を実施している。その一環である「未来ラボ」において、「未来のスポーツ・未来の体育」を考えるため児童たちがHADOを体験[19]
東京都立中野工科高等学校
東京都教育委員会が実施する「笑顔と学びの体験プロジェクト」の一環として、HADOを体験[20]

特別仕様のHADO

  • ドラゴンボール
  • シンカリオン
  • 仮面ライダーガヴ
  • ミルテック
  • バスケチーム

法人での活用

展開と評価

企業イベントや施設への導入実績もあり、社内交流やチームビルディングツールとしても活用されている。

年表

  • 2014年 – 開発開始(秋葉原地下)。
  • 2015年 – サービス開始。
  • 2016年 – 第1回WORLD CUP開催。
  • 2017年 – 世界大会人気化。
  • 2018年 – ARENA設立、Japan League設立。
  • 2019年 – 部活動導入(福岡第一高校)、国際展開。
  • 2020年 – コロナによる中断。
  • 2021年 – 競技人口100万人突破、次世代大会登場。
  • 2022年 – WORLD CUP復活、シーズン制再開。
  • 2023年 – 年間大会展開。
  • 2024年 – AR演出強化。
  • 2025年 – 上海WORLD CUP、日本代表『MISTA』が優勝。

脚注

  1. HADO WORLD”. HADO公式. 2025年8月15日閲覧。
  2. HADO MONSTER BATTLE”. HADO公式. 2025年8月15日閲覧。
  3. HADO SHOOT”. HADO公式. 2025年8月15日閲覧。
  4. HADO公認チームとは”. HADO公式. 2025年8月15日閲覧。
  5. HADO公認チーム一覧”. HADO公式. 2025年8月15日閲覧。
  6. HADO LEAGUE ODAIBA概要”. HADO公式. 2025年8月15日閲覧。
  7. HADO GRAND SLAM概要”. HADO公式. 2025年8月15日閲覧。
  8. HADO大会情報”. HADO公式. 2025年8月15日閲覧。
  9. 世界初、福岡第一高等学校がHADO部設立”. meleap. 2025年8月15日閲覧。
  10. 福岡第一高等学校Aチーム”. HADO公式. 2025年8月15日閲覧。
  11. 福岡第一高校 HADO部 活動報告”. HADO公式. 2025年8月15日閲覧。
  12. 静岡西高校 教育導入事例”. SoraNews24. 2025年8月15日閲覧。
  13. 福島県西郷村羽太小学校 教育導入事例”. 体育ICT研究会(未来の体育!). 2026年4月7日閲覧。
  14. リセウム・オブ・ザ・フィリピン大学 教育導入事例”. リセウム・オブ・ザ・フィリピン大学 Spotlight. 2026年4月7日閲覧。
  15. つくば市立 みどりの学園義務教育学校 教育導入事例”. PRTimes. 2026年4月7日閲覧。
  16. 次世代体育授業・教育実践発表会「未来の体育を考える」開催レポート”. PRTimes. 2026年4月7日閲覧。
  17. 東京学芸大学附属世田谷小学校 探究学習導入事例”. HADO公式. 2026年4月7日閲覧。
  18. 中野工科高等学校 体験活動導入事例”. 東京都立中野工科高等学校 生徒部通信. 2026年4月7日閲覧。



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