カム面圧
カムがタペットやロッカーアームを押してバルブを開閉するとき、その摺動部に発生する面圧のこと。バルブスプリングに抗してバルブを開閉するとき、微小な接触面で大きな力を伝達する。この力を接触面積でカム面圧が大きくなると、摩耗やピッチングが発生する。とくに、アイドリング運転においてカムのノーズ部がバルブを押す瞬間は、バルブ、スプリングの反力はバルブ系の慣性力によりキャンセルされないため、面圧が大きくなり、カムの摩耗が促進される。
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