XRINGとは? わかりやすく解説

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XRING

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/22 17:02 UTC 版)

玄戒技术有限公司
XRING Technology Co., Ltd.
種類 公開会社
本社所在地 中国上海)自由貿易試験区新金橋路
設立 2021年12月
業種 情報通信業
事業内容 集積回路設計
代表者 法人:曽学忠
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XRING: 玄戒技术有限公司)は、2021年12月に設立したXiaomi傘下の集積回路設計企業であり、本社を上海自由貿易試験区に置く。また、「XRING」は同社がスマートフォン、タブレット、ウェアラブル端末向けに展開するプロセッサプラットフォームのブランド名でもある。[1]

XRING Oシリーズ

XRING O1

2025年5月15日夜、雷軍新浪微博Xiaomiの自主開発チップ「XRING O1」を5月下旬に発表すると表明した。[2] Xiaomiによれば、XRING O1は開発期間4年、第二世代3nmプロセスを採用し、晶体管数190億を有する。設計はすべてXiaomi社内で完結しており、中国本土初の3nmシステム・オン・チップである。[3]

型番 プロセス チップ面積 CPU命令セット CPU構成 GPU NPU ISP 主な特徴 発売日 採用機種
O1 3nm 109㎜² ARM v9 10コア(2×X925(3.9GHz)+4×A725(3.4GHz)+2×A725(1.9GHz)+2×A520(1.8GHz)) Immortails-G925(16コア) 6コア 第4世代 UWB対応 2025年5月22日 Xiaomi 15S Pro、Xiaomi Pad 7 Ultra[4]

XRING Tシリーズ

XRING T1

2025年5月22日の発表会で、雷軍はXiaomi初の長時間駆動4Gスマートウォッチ向けチップ「XRING T1」を公開した。本チップは自社開発の4Gモデムを統合し、4G-eSIM独立通信に対応。市販のeSIM対応ウォッチ向けチップと比較してLTE実ネットワーク性能を35%向上、データ通信時消費電力を27%削減したほか、ビデオコーデックモジュールも内蔵する。初搭載機は「Xiaomi Watch S4 15周年記念版」である。[5]

型番 プロセス 主な特徴 発売日 採用機種
T1 6nm 自社開発4Gモデム内蔵・4G-eSIM独立通信対応・LTE実使用時性能35%向上・データ通信消費電力27%削減・ビデオコーデック内蔵 2025年5月22日 Xiaomi Watch S4 15周年記念版

脚注

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