ヴェブレン階層とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヴェブレン階層の意味・解説 

ヴェブレン階層

(Veblen function から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 03:08 UTC 版)

ヴェブレン階層(ヴェブレンかいそう)とは、ヴェブレン関数の値からなる超限次元の行列であり、フェファーマン・シュッテの順序数 (Γ0) より小さい順序数を表現する一般的な方法である。 任意の Γ0 より小さい順序数は、0 ととヴェブレン関数の組み合わせによって、有限に記述される。 オズワルド・ヴェブレンが1908年の論文にて紹介した[1]

ヴェブレン階層とヴェブレン関数

ヴェブレン関数 φ は、可算順序数の上に定義される二変数関数で、最小の非可算な順序数を Ω で表すとき、ヴェブレン関数の値からなる Ω × Ω の超限次元の行列を特にヴェブレン階層と呼ぶ。 ヴェブレン階層の α 行目、β 列目の値を φα(β) と書く。 ここでは、概略的な説明にとどめる。

まず、ヴェブレン階層の 0 行目に additive principal な順序数を小さいものから順番に置く。 (すなわち、 φ0(α) = ωα) 次に、1 行目には、 φ0(α) = α をみたすような α を小さいものから順番に置く。 これらの順序数 φ1(α) を、特に εα と書く。 例えば、 ε0 は、




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヴェブレン階層」の関連用語

ヴェブレン階層のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヴェブレン階層のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヴェブレン階層 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS