Tubaxとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Tubaxの意味・解説 

チューバックス

(Tubax から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/22 09:37 UTC 版)

B♭サブコントラバス・チューバックス

チューバックス(Tubax)は、エッペルスハイム(Eppelsheim)社の開発したコントラバスサクソフォーン、サブコントラバスサクソフォーンの名称である。名称は低音を担う金管楽器「Tuba」(チューバ)とサクソフォーンの俗称である「Sax」とをつなげて作られた造語である。

従来の設計の楽器が大きすぎて持ち運びに不便なことから、1999年にエッペルスハイム社によりコンパクトに設計しなおされた。

特徴

木管楽器、シングルリード属、サクソフォーン属に分類される。

2012年現在で、E♭管のものと、さらに完全4度低いB♭管のものが存在する。E♭管チューバックスの長さは115cm、重さは約9.5kgである。B♭管チューバックスの長さは145cmである。

運指をはじめとする奏法は、近代サクソフォーンのそれに準じている。バリトンサクソフォーン、バスサクソフォーンのマウスピースを使用して演奏することができるように設計されている。また、第3オクターブキーが標準装備されており、フラジオによる演奏が比較的容易になっている。

音域

E♭管チューバックスの可奏音域はD♭1-A♭4である(フラジオ音域を除く)。音域はコントラバスサクソフォーンと同等で、バスサクソフォーンより完全5度低く、バリトンサクソフォーンより1オクターブ低い。実音は記譜より2オクターヴと長6度低い。

B♭管チューバックスの可奏音域はA♭0-E3である(フラジオ音域を除く)。音域はサブコントラバスサクソフォーンと同等で、E♭管Tubaxより完全4度低く、バスサクソフォーンより1オクターブ低い。実音は記譜より3オクターヴと長2度低い。

チューバックス奏者

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Tubax」の関連用語

Tubaxのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Tubaxのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのチューバックス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS