褐錫鉱とは? わかりやすく解説

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褐錫鉱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/23 15:32 UTC 版)

褐錫鉱(かっしゃくこう、 Stannoidite)は1969年に発表された日本産新鉱物で、国立科学博物館鉱物学者加藤昭により、岡山県の金生(こんじょう)鉱山から発見された[4]化学組成はCu+6Cu2+2(Fe2+,Zn)3Sn2S12で、斜方晶系。記載論文で「Blass brown」と表現されたように、褐色を帯びた金色を呈する。モースン鉱英語版(Cu6Fe2SnS8)グループに属し、共存することが多い。


  1. ^ Stannoidite. Webmineral
  2. ^ Stannoidite. Mindat.org
  3. ^ Kudoh Y., Takeuchi Y. (1976). “The superstructure of stannoidite”. Zeitschrift für Kristallographie – Crystalline Materials 144 (1–6): 145–160. Bibcode1976ZK....144..145K. doi:10.1524/zkri.1976.144.16.145. 
  4. ^ Kato, A. (1969): Stannoidite, Cu5(Fe,Zn)2SnS8, a new stannite-like mineral from the Konjo mine, Okayama Prefecture, Japan. Bull. Nat. Sci. Museum, Tokyo, 12, 165-172.
  5. ^ Ramdohr P. (1960) Die Erzmineralien und ihre Verwachsungen, 3rd Ed. P514-515.


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