日本海溝海底地震津波観測網
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日本海溝海底地震津波観測網(にほんかいこうかいていじしんつなみかんそくもう、英語: Seafloor Observation Network for Earthquakes and Tsunamis along the Japan Trench 、略称 S-net)は、防災科学技術研究所により運用管理される房総半島沖から根室沖の太平洋の最大水深6000mを超える海底に設置された、ケーブル式観測機器(海底地震計、海底圧力計)によるリアルタイム観測網。6系統の海底光ケーブルで構成され、観測点150カ所と総延長約5,500kmによる世界でも類をみない規模のリアルタイム海底地震計ネットワークである。
- ^ 日本海溝海底地震津波観測網について、観測網の概要と整備の背景 地震調査研究推進本部
- ^ 日本海溝海底地震津波観測網(S-net)の海底ケーブル陸揚げ作業見学会を青森県八戸市で実施
- ^ 津波情報に活用する観測地点の追加について
- ^ 津波情報等に活用する沖合の地震津波観測地点の追加について
- ^ “海底地震観測データの緊急地震速報への活用について”. 気象庁. 2019年6月26日閲覧。
- ^ “緊急地震速報を迅速化=最大25秒、海底地震計で-気象庁など:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2019年6月26日閲覧。
- ^ “日本海溝に設置 150地震計 すべての利用始まる 予測向上に期待”. NHK. 2020年4月2日閲覧。
- ^ 〈新幹線〉防災科研の海底観測網データ、新幹線の緊急停止に活用 防災情報新聞2017年12月12日
- 1 日本海溝海底地震津波観測網とは
- 2 日本海溝海底地震津波観測網の概要
- 3 出典
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