マルケリヌス・コムスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マルケリヌス・コムスの意味・解説 

マルケリヌス・コムス

(Marcellinus Comes から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/26 07:38 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

マルケリヌス・コムス (Marcellinus Comes、生年不詳 - 534年)は、東ローマ帝国ラテン人年代記者。 イリュリアで生まれ、[1] コンスタンティノープルの裁判所で長く働いた。

業績

マルケリヌスの生涯唯一の著作は、『年代記(Annales)』である。これはエウセビオスの『教会史』を継ぐもので、379年から彼の死去した534年までが記述されているが、何者かによって566年まで追記がされている。マルケリウスは熱心な正教会教徒で、著作の中でも妥協を許していない。

資料

  • マルケリウスの年代記 :翻訳と注釈 : (モムゼン編)マルケリウス・コムス、ブライアン・クローク、テオドール・モムゼン  シドニー :オーストラリア協会のビザンチン研究,1995年.

出典

  1. ^ Croke, Brian (2001). Count Marcellinus and his chronicle. Oxford University Press. p. 101. ISBN 978-0-19-815001-5. https://books.google.com/books?id=ep6U-meRt00C&pg=PA101 2010年11月9日閲覧。. 

参考資料

  • Count Marcellinus and His Chronicle by Brian Croke. Oxford: Oxford University Press, 2001

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マルケリヌス・コムス」の関連用語

マルケリヌス・コムスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マルケリヌス・コムスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマルケリヌス・コムス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS