ルジンの分離定理とは? わかりやすく解説

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ルジンの分離定理

(Lusin's separation theorem から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/11 18:22 UTC 版)

記述集合論および数理論理学において、ルジンの分離定理(ルジンのぶんりていり、Lusin's separation theorem)とはポーランド空間において AB が互いに交わらない 解析集合ならその空間におけるボレル集合 CA ⊆ C かつ B ∩ C = ∅ であるものが存在する。[1] この定理は1927年にそれを証明したニコライ・ルージンの名を冠する。[2]

この定理は一般化でき、互いに素な解析集合の列 (An) に対して、互いに素なボレル集合の列 (Bn) を、全ての n について An ⊆ Bn であるように取れることも証明できる。[1]

この定理の直接の帰結にススリンの定理がある。すなわち、自身と補集合が両方解析集合ならそれはボレル集合である。

脚注

  1. ^ a b (Kechris 1995, p. 87).
  2. ^ (Lusin 1927).

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