GLA系諸教団
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GLA系諸教団(ジーエルエーけいしょきょうだん)とは、高橋信次が設立した宗教法人GLAから分派したとされる一群の宗教団体やグループである。
概要
GLA創立者高橋信次が亡くなる1976年前後に、多数の分派が発生した。
GLA系諸教団 とは、主に以下の教団を指す。
- GLA関西本部(GLA総合本部とは分派を経て別団体)[1]
- 国際正法協会[2]
- 高橋信次先生の法を学ぶ会[3]
- 偕和會[4]
- 心のつどい(代表:村上宥快)
- 光のお仲間(代表:渡辺泰男)
- ILA(インナーライトアソシエーション)(「内なる心の光の会」の略称)[注釈 1]
その他、影響を受けたとされる教団・団体・個人など
以下の団体は、高橋信次の死後に活動を開始したため、GLA系との分類にはなじまない。
- 千乃正法がGLAの分派であるかのような一部報道があったが、GLAによれば千乃裕子がGLAの会員であった事実は無いとされた[5]。教祖の高橋信次が亡くなった頃、千乃正法を主宰する千乃裕子は自分こそが高橋信次の後継者であるべき旨を主張し、その旨を自著等でも繰り返し述べていた[要出典]。
- 幸福の科学教団の創成期において、主宰(当時)大川隆法が『高橋信次霊言集』[6]を出版したことで旧GLA会員の一部が幸福の科学に向かう契機となった[7]。しかし「幸福の科学」発足前の1986年9月執筆で1987年6月発刊の『太陽の法(旧版)』の記述では、高橋信次からの「霊界通信」で「GLAは、おまえを必要としない。おまえはおまえの道を切り拓け」と告げたとしており[8]、独自の路線を進む指針を展開しはじめた[9]。なお、この霊界通信に関しGLAでは当然のことながら否定している[7]。その後1994年には「方便の時代は終わった」という法話をし、高橋信次の霊言には嘘や誤魔化しがあるとして、GLAの影響を消すための教義および用語の改訂が実施されている[10]。
- 経済界 (出版社)の、元主幹・佐藤正忠も、高橋信次からの霊界通信を受けたとし、『奇跡の復活高橋信次』[11]という書籍を出版していた。
脚注
注釈
- ^ ILAはインナーライトアソシエーション:(内なる心の光の会)の略称で、高橋信次活動初期に当時三宝出版の社員であった渡辺公夫を後継者とし、高橋信次の弟子渡辺公夫が主宰し活動を続けている団体。
出典
- ^ GLA関西本部 | God Light Association Kansai
- ^ 国際正法協会 | 正法 高橋信次師・園頭広周師
- ^ 高橋信次先生の法を学ぶ会について
- ^ 宗教法人 偕和會総合本部事務局
- ^ 千乃裕子がGLAの会員であった事実は無いというGLAの声明[リンク切れ]
- ^ 大川隆法『高橋信次霊言集』潮文社(1986年12月) ISBN 4-8063-1176-6 ISBN 978-4-8063-1176-8
- ^ a b 沼田健哉『「宗教と科学のネオパラダイム -新新宗教を中心として- 」』創元社、1995年1月20日、188頁。 ISBN 4-422-14019-1。
- ^ 『太陽の法(旧版)』(土屋書店)p247
- ^ 大川隆法『太陽の法(旧版)』(土屋書店)pp246-249
- ^ 大川隆法『新・太陽の法』幸福の科学出版、1994年6月 ISBN 978-4-87688-206-9 pp352-361
- ^ 『奇跡の復活高橋信次』経済界,1993年4月1日発行、 ISBN 978-4-7667-0233-0
外部リンク
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