Carl Frochとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Carl Frochの意味・解説 

カール・フローチ

(Carl Froch から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/03 14:20 UTC 版)

カール・フローチ
基本情報
本名 カール・マーティン・フローチ
通称 The Cobra(コブラ)
階級 スーパーミドル級
身長 185cm
リーチ 189cm
国籍 イギリス
誕生日 (1977-07-02) 1977年7月2日(48歳)
出身地 イングランド
ノッティンガムシャー州ノッティンガム
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 35
勝ち 33
KO勝ち 24
敗け 2
テンプレートを表示
獲得メダル
イギリス
男子 ボクシング
世界ボクシング選手権
銅 2001 ベルファスト ミドル級

カール・フローチ(Carl Froch、1977年7月2日 - )は、イングランドの男性元プロボクサー。ノッティンガムシャー州ノッティンガム出身。元WBC世界スーパーミドル級王者。元WBA・IBF世界スーパーミドル級統一王者。Super Six World Boxing Classic準優勝者。

来歴

父親はユダヤ系ポーランド人、母親はイギリス人[1]。9歳でボクシングを始めた[1]。

2001年、北アイルランドベルファストで開催された2001年世界ボクシング選手権大会にミドル級(75kg)で出場、準決勝で敗退するが銅メダルを獲得した[2]。

2002年3月16日、イングランド・ロンドンでプロデビューし、4回TKO勝ち。

2003年11月28日、10戦目で空位のBBBofCイングランドスーパーミドル級王座を獲得。

2004年3月12日、12戦目でコモンウェルスイギリス連邦スーパーミドル級王座を獲得。

2004年9月24日、14戦目で空位のBBBofC英国スーパーミドル級王座を獲得し、コモンウェルスイギリス連邦王座の3度目の防衛にも成功しBBBofCの2種王座制覇を果たした。その後BBBofC英国王座は4度防衛、コモンウェルスイギリス連邦王座は7度防衛した。

2008年12月6日、24戦目のWBC世界スーパーミドル級王座決定戦でジャン・パスカル(カナダ)と対戦し、判定勝ちで王座を獲得。

2009年4月25日、ジャーメイン・テイラー(アメリカ合衆国)と対戦。3回にはキャリア初のダウンを奪われたが[1]、12回にパンチの連打を浴びせレフェリーストップ勝ちとなり、王座の初防衛に成功した。

Super Six World Boxing Classic

2009年10月17日、イングランド・ノッティンガムのナショナル・アイス・センターでSuper Six World Boxing Classicのグループステージ1として行われた試合で アンドレ・ディレル(アメリカ合衆国)と対戦し、2-1(2者が115-112、113-114)の判定勝ちで2度目の防衛に成功した[3]。

2010年4月24日、デンマーク・ヘアニンの国際会議場でSuper Six World Boxing Classicのグループステージ2として行われた試合でミッケル・ケスラー(デンマーク)と対戦し、0-3の判定で敗れ3度目の防衛に失敗し王座陥落。初黒星を喫した[4]。

2010年11月27日、フィンランド・ヘルシンキのハートウォールアリーナでSuper Six World Boxing Classicのグループステージ3として行われた試合でアルツール・アブラハム(ドイツ)と空位のWBC世界スーパーミドル級王座決定戦で対戦し、3-0の判定勝ちで王座獲得に成功した。

2011年6月4日、アメリカ・ ボードウォーク・ホール・ダンスホールにて、Super Six World Boxing Classicの準決勝をグレン・ジョンソン(アメリカ合衆国)と対戦し、2-0の判定勝ちで初防衛に成功し、決勝進出を決めた[5]。

2011年12月17日、アメリカ・ボードウォーク・ホールでSuper Six World Boxing Classicの決勝戦としてWBA世界スーパーミドル級スーパー王者アンドレ・ウォード(アメリカ合衆国)と王座統一戦で対戦し、12回0-3(2者が113-115、110-118)の判定負けを喫しWBC王座の2度目の防衛に失敗し王座から陥落。WBAスーパー王座獲得に失敗しSuper Six World Boxing Classicを準優勝で終えた[6]。

2012年5月26日、ノッティンガムのノッティンガム・アリーナでIBF世界スーパーミドル級王者ルシアン・ブーテ(ルーマニア)と対戦し、5回1分5秒TKO勝ちを収め7ヵ月ぶりに王座に返り咲きに成功した[7]。

2012年11月17日、ノッティンガムのキャピタルFMアリーナでユーサフ・マック(アメリカ合衆国)と対戦し、3回2分30秒KO勝ちで初防衛に成功した。

2013年5月25日、ロンドンにあるO2アリーナにてWBA世界スーパーミドル級レギュラー王者ミッケル・ケスラーと再戦となる王座統一戦を行い、12回3-0(116-112、115-113、118-110)の判定勝ちを収めWBA王座(ユニファイド王座)を獲得するとともにIBF王座2度目の防衛に成功した[8]。

2013年11月23日、マンチェスターのマンチェスター・アリーナでジョージ・グローブス(イギリス)と対戦し、9回1分33秒TKO勝ちを収めWBA王座は初防衛、IBF王座は3度目の防衛に成功したが、レフェリーのストップが速すぎたと物議を醸した[9]。その後2014年5月31日に再戦を行う事が決定した。

2014年1月24日、IBFがカール・フローチとジョージ・グローブスに再戦を命令した。

2014年5月31日、ロンドンにあるウェンブリー・スタジアムでジョージ・グローブスとダイレクトリマッチで再戦し、8回2分34秒KO勝ちを収めWBA王座は2度目、IBF王座は4度目の防衛に成功した[10]。

2014年6月6日、WBAはフローチを2014年5月度の月間MVPに選出された[11][12]。

2015年2月3日、IBF世界スーパーミドル級王座を返上した[13][14]。

2015年2月10日、WBAはIBF王座を返上し統一王者ではなくなったフローチをユニファイド王者からレギュラー王者としてランクインした[15]。

2015年2月28日、WBAがWBA世界スーパーミドル級スーパー王者アンドレ・ウォードとの王座統一戦の交渉を30日以内に合意させ、120日以内に試合を行うよう指令を出した。対戦交渉が合意に至らない場合は入札となることを明かした[16][17]。

2015年5月8日、WBAが2014年5月31日以降防衛戦を行わなかったことを理由にフローチが保持していたレギュラー王座を剥奪し、フローチをWBA世界スーパーミドル級スーパー王者アンドレ・ウォードの指名挑戦者として認定することを発表した[18][19]。

2015年7月14日、「ボクシングで成し遂げたきたことを誇らしく思うが、グローブを吊るすときがきた」と現役引退を表明し解説者に転身した[20][21]。

戦績

  • アマチュアボクシング:96戦 88勝 8敗
  • プロボクシング:35戦 33勝 (24KO) 2敗
戦 日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2002年3月16日 ☆ 4R 2:03 TKO マイケル・ピンノック イギリス プロデビュー戦
2 2002年5月10日 ☆ 1R 2:18 KO オージェイ・アブラハムス イギリス
3 2002年8月23日 ☆ 1R 2:03 TKO ダーレン・コビル イギリス
4 2002年10月25日 ☆ 6R 判定 ポール・ボンソン イギリス
5 2002年12月21日 ☆ 1R 1:14 TKO マイク・ドゥフィールド イギリス
6 2003年1月28日 ☆ 6R 2:15 TKO バレリー・オーディン フランス
7 2003年3月5日 ☆ 5R 1:44 TKO ワルサン・デフチャン イギリス
8 2003年4月16日 ☆ 3R 2:18 TKO マイケル・モナガン イギリス
9 2003年10月4日 ☆ 8R 判定 ワゲ・コチャリャン ロシア
10 2003年11月28日 ☆ 7R 1:40 TKO アラン・ペイジ イギリス BBBofCイングランドスーパーミドル級王座決定戦
11 2004年1月30日 ☆ 2R 1:07 TKO ディミトリー・アダモビッチ  ベラルーシ
12 2004年3月12日 ☆ 12R 判定 チャールズ・アダム ガーナ コモンウェルスイギリス連邦スーパーミドル級タイトルマッチ
13 2004年6月2日 ☆ 11R 1:47 TKO マーク・ウールノー カナダ コモンウェルス王座防衛1
14 2004年9月24日 ☆ 1R 2:10 TKO デーモン・ハーグ イギリス コモンウェルス王座防衛2
BBBofC英国スーパーミドル級王座決定戦
15 2005年4月21日 ☆ 8R 0:56 TKO ヘンリー・ポラス コスタリカ
16 2005年7月9日 ☆ 12R 判定 マシュー・バーニー イギリス コモンウェルス王座防衛3・BBBofC防衛1
17 2005年12月2日 ☆ 5R 2:25 TKO ルーベン・グローエンワル イギリス コモンウェルス王座防衛4
18 2006年2月17日 ☆ 9R 1:45 TKO デール・ウェスターマン オーストラリア コモンウェルス王座防衛5
19 2006年5月26日 ☆ 11R 1:21 KO ブライアン・マギー イギリス コモンウェルス王座防衛6・BBBofC防衛2
20 2006年11月24日 ☆ 3R 2:55 KO トニー・ドッドソン イギリス コモンウェルス王座防衛7・BBBofC防衛3
21 2007年3月23日 ☆ 2R 2:54 TKO セルゲイ・タテボシュアン ロシア
22 2007年11月9日 ☆ 5R 終了 TKO ロビン・リード イギリス
23 2008年5月10日 ☆ 4R 2:35 TKO アルバート・ライバッキー ポーランド
24 2008年12月6日 ☆ 12R 判定3-0 ジャン・パスカル カナダ WBC世界スーパーミドル級王座決定戦
25 2009年4月25日 ☆ 12R 2:46 TKO ジャーメイン・テイラー アメリカ合衆国 WBC防衛1
26 2009年10月17日 ☆ 12R 判定2-1 アンドレ・ディレル アメリカ合衆国 Super Six World Boxing Classicグループステージ1
WBC防衛2
27 2010年4月24日 ★ 12R 判定0-3 ミッケル・ケスラー  デンマーク Super Sixグループステージ2
WBC王座陥落
28 2010年11月27日 ☆ 12R 判定3-0 アルツール・アブラハム ドイツ Super Sixグループステージ3
WBC世界スーパーミドル級王座決定戦
29 2011年6月4日 ☆ 12R 判定2-0 グレンコフ・ジョンソン ジャマイカ Super Six準決勝
WBC防衛1
30 2011年12月17日 ★ 12R 判定0-3 アンドレ・ウォード アメリカ合衆国 Super Six決勝/WBA・WBC世界スーパーミドル級王座統一戦
WBC王座陥落
31 2012年5月26日 ☆ 5R 1:05 TKO ルシアン・ブーテ  ルーマニア IBF世界スーパーミドル級タイトルマッチ
32 2012年11月17日 ☆ 3R 2:30 KO ユーサフ・マック アメリカ合衆国 IBF防衛1
33 2013年5月25日 ☆ 12R 判定3-0 ミッケル・ケスラー  デンマーク WBA・IBF世界スーパーミドル級王座統一戦
WBA獲得・IBF防衛2
34 2013年11月23日 ☆ 9R 1:33 TKO ジョージ・グローブス イギリス WBA防衛1・IBF防衛3
35 2014年5月31日 ☆ 8R 2:34 TKO ジョージ・グローブス イギリス WBA防衛2・IBF防衛4
テンプレート

獲得タイトル

  • BBBofCイングランドスーパーミドル級王座
  • コモンウェルスイギリス連邦スーパーミドル級王座
  • BBBofC英国スーパーミドル級王座
  • WBC世界スーパーミドル級王座(防衛2)
  • WBC世界スーパーミドル級王座(防衛1)
  • IBF世界スーパーミドル級王座(防衛4)
  • WBA世界スーパーミドル級レギュラー王座(防衛2)

表彰

脚注

  1. ^ a b c エキサイトマッチ 2009年11月 第5週 エキサイトマッチ|WOWOWオンライン
  2. ^ “11.World Championships - Belfast, Northern Ireland - June 3-10 2001”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2013年12月1日閲覧。
  3. ^ スーパー6開幕 アブラハム豪快KO、フロッチ競り勝つ ボクシングニュース「Box-on!」 2009年10月18日
  4. ^ ケスレル、WBCで王座復帰 フロッチに判定勝ち ボクシングニュース「Box-on!」 2010年4月25日
  5. ^ Carl Froch retains WBC title with majority decision over Glen Johnson guardian.co.uk(英語) 2011年6月5日
  6. ^ ウォード、スーパー6制す フロッチに3-0判定 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年12月19日
  7. ^ フロッチ、無敗ブーテをTKO IBF・S・ミドル級戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年5月27日
  8. ^ フロッチ、ケスラーに雪辱 2冠統一 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年5月26日
  9. ^ フロッチ、幸運なTKO防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年11月24日
  10. ^ フロッチ一撃でグローブスを返り討ち Boxing News(ボクシングニュース) 2014年6月1日
  11. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年6月6日
  12. ^ WBA最新ランキング、月間MVPはフロッチ Boxing News(ボクシングニュース) 2014年6月9日
  13. ^ Carl Froch vacates IBF super-middleweight title due to elbow injury with James DeGale in talks to fight Andre Dirrell for vacant championship The Independent(英語) 2015年2月3日
  14. ^ フロッチIBFタイトル返上、ダルチニアン再起戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年2月4日
  15. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年2月10日
  16. ^ WBA orders Ward vs Froch mandatory fight negotiations WBA公式サイト 2015年2月28日
  17. ^ WBAがウォードvsフロッチをオーダー Boxing News(ボクシングニュース) 2015年3月2日
  18. ^ Andre Ward granted a Special Permit to fight con Smith WBA公式サイト 2015年5月8日
  19. ^ “Carl Froch loses WBA belt through inactivity”. ESPN.com (2015年5月8日). 2015年5月8日閲覧。
  20. ^ Carl Froch Calls It a Day WBA公式サイト 2015年7月14日
  21. ^ “ザ・コブラ”フロッチが引退表明、今後は解説者に Boxing News(ボクシングニュース) 2015年7月14日

関連項目

外部リンク

空位
前タイトル保持者
ジョー・カルザゲ
WBC世界スーパーミドル級王者

2008年12月6日 - 2010年4月24日

次王者
ミッケル・ケスラー
空位
前タイトル保持者
ミッケル・ケスラー
WBC世界スーパーミドル級王者

2010年11月27日 - 2011年12月17日

次王者
アンドレ・ウォード
前王者
ルシアン・ブーテ
IBF世界スーパーミドル級王者

2012年5月26日 - 2015年2月3日(返上)

空位
次タイトル獲得者
ジェームス・デゲール
前王者
ミッケル・ケスラー
WBA世界スーパーミドル級王者

2013年5月25日 - 2015年5月8日(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
ヒョードル・チュディノフ

「Carl Froch」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Carl Froch」の関連用語

Carl Frochのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Carl Frochのページの著作権

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカール・フローチ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS