CBSモーニングスとは? わかりやすく解説

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CBSモーニングス

(CBS Mornings から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/15 14:50 UTC 版)

CBSモーニングス
CBS Mornings
ジャンル 朝の情報番組
監督 ケリー・キャス(Kelly Casse
司会者
テーマ曲作者 ゴットフリート・ライヒェ英語版
サム・オーツ(Sam Oatts
アントフード英語版
オープニング Abblasen英語版」:サム・オーツ演奏、CBSの5音ジングル(アントフード編曲)
「『CBS This Morning』Eye Opener」:ジョエル・ベッカーマン(Joel Beckerman)、クリス・マックスウェル(Chris Maxwell)、フィル・ヘルナンデス(Phil Hernandez)(メイド・ミュージック・スタジオ(Made Music Studio))作曲
国・地域 アメリカ合衆国
言語 英語
各話の長さ 120分(CM含む)
製作
製作総指揮 ショーナ・トーマス(Shawna Thomas
撮影地 ニューヨーク州ニューヨークCBS放送センター英語版
撮影体制 マルチカメラセットアップ英語版
製作 CBSニュース
放送
放送チャンネル CBS
放送期間 2021年9月7日 (2021-09-07) - 放送中
番組年表
関連番組
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CBSモーニングスCBS Mornings)』は、アメリカCBS朝の情報番組。2021年9月7日に放送を開始し、平日7:00〜9:00まで(東部時間)、CBS放送センター英語版内のスタジオ57から生放送で制作されている。司会はゲイル・キング英語版ネイト・バールソン英語版、およびフィーチャードホストのウラジーミル・デュティエ英語版が務める。なお、トニー・ディコウプル英語版が『CBSイブニングニュース』の新たなアンカーに就任するため番組を離れたことに伴い、ドゥティエがその後任として起用された。

1954年以降にCBSが放送してきた平日朝のニュース・情報番組としては11番目の異なる番組形式であり、また1963年に同時間帯での番組編成を再開して以降では10回目の試みに当たる。さらに、『CBSディス・モーニング』(第2期)の直接の後継番組として開始された。

この新しい番組形式の一環として、『CBSモーニングス』と土曜日版の『CBSサタデーモーニング』は、長年続く週末ニュースマガジン番組『CBSニュース サンデーモーニング』との結び付きをより強めた。これには、同番組の太陽のロゴの使用や、サミュエル・オーツ(Samuel Oatts)が演奏する「アブラセン(Abblasen英語版」のトランペット・ファンファーレ、さらにアントフード英語版によるCBSの5音ジングルの採用が含まれる。この結果、1979年から1982年まで用いられていたCBSの平日朝番組の形式を部分的に復活させたものとなっている[1]

歴史

前史

CBSは1954年以来、朝の時間帯にニュース番組や、時にはバラエティ番組など、様々な形式の番組を放送してきた。しかし、NBCの『トゥデイ』や、ABCの『グッド・モーニング・アメリカ』に対して、長期的に対抗できる番組を打ち出すことは殆どできなかった。1955年から1982年までの間、これらの様々な形式の番組は、子供向け番組『キャプテン・カンガルー英語版』と共にCBSの朝の時間帯を分け合っていた。このことが、同時間帯でCBSが勢いを得る能力に影響を与えた可能性がある[1]

多くの見方によれば、『CBSディス・モーニング』(CTM)の第2期は、2012年に『ジ・アーリー・ショー』の後継として開始され、競合番組や直近の前身番組と比べてよりハードニュース英語版を重視した内容となったことで、長年にわたる試みの中でも最も成功した例であった[2]。『CTM』は放送開始から最初の5年間連続で視聴者数を伸ばし、2016年11月のスイープ期間には、『トゥデイ』との差を100万人以内まで縮めた[3][4]。しかし、チャーリー・ローズ英語版ゲイル・キング英語版ノラ・オドネルの共同司会体制で数年間安定していたものの、2017年11月にローズが複数のセクシュアルハラスメント疑惑により解雇された[1]。その後、番組の視聴者数は減少し始めた。また『CTM』は、リニアテレビ視聴の全体的な減少の影響も受け、これは全ての地上波ネットワークの朝番組の視聴率を押し下げる要因となっていた[1]。その後も数度の体制変更が行われ、最終的にゲイル・キング、トニー・ディコウプル英語版アンソニー・メイソンの共同司会体制となったが、番組の視聴率の推移に変化は見られなかった[3]

発展

CBSは2021年1月、空席となっていた『CBSディス・モーニング』の新しいエグゼクティブ・プロデューサーとして、ショーナ・トーマス(Shawna Thomas)を起用したと発表した。この役職は数ヶ月間にわたり空席となっていた[5]。同年5月、CBSは同番組をCBS放送センター英語版から、親会社であるバイアコムCBSの本社が入るワン・アスター・プラザ英語版タイムズスクエア)内の新スタジオへ移転すると発表した。この場所は、かつてMTVの長寿番組『トータル・リクエスト・ライブ』が長年制作されていたスタジオとして知られている[6]

2021年8月、CBSは、元NFL選手のネイト・バールソン英語版が番組の共同司会者として加わることを確認した。バールソンはアンソニー・メイソンの後任となるもので、メイソンは同ネットワークの文化担当記者という新たな役職に移ることになった[7]。この人事とスタジオ移転が重なったことで、CBSが番組を刷新し、当時タイムズスクエアを拠点としており、出演者の一人に元NFL選手のマイケル・ストレイハンを擁する『グッド・モーニング・アメリカ』を手本とした形にしようとしているのではないか、との憶測が生まれた[7]。しかし、エグゼクティブ・プロデューサーのショーナ・トーマスは、番組がソフトニュース英語版路線へ移行することはないとこれを否定した[6]

2021年8月31日、CBSは、再編された『CBSモーニングス』が、新しいスタジオおよび司会陣の体制で同年9月7日に放送を開始すると発表した[1]。番組は、同じスタジオから制作された2020年の大統領選挙のCBSによる選挙報道のために設けられたセットを刷新した形のスタジオセットでスタートした[8]

2025年9月29日、CBS放送センター内のスタジオ57へ再び移転した[9]

2025年12月10日には、トニー・ディコウプル英語版が番組を離れ、『CBSイブニングニュース』の新たなアンカーに就任することが発表された[10]。ディコウプルが共同司会者として出演した最後の日は、同年12月17日であった。

形式

『CBSモーニングス』には、前身番組である『CBSディス・モーニング』の特徴の多くが引き継がれているが、いくつかの調整が加えられている。グラフィックは、2020年後半に初めて導入されたCBSの統一ブランド・アイデンティティに基づいたものへと更新された。各時間の冒頭に配置されるコーナー「EyeOpener」は引き続き採用されているが、7:00は、前日のニュースの総まとめと、その日の番組内で放送される内容の予告の双方の役割を担うようになった。中央のアンカーテーブルは引き続き使用されているが、メインの『CTM』セットでは殆ど見られなかったソファやアームチェアなどのよりカジュアルな座席配置も、状況に応じて用いられている[11]。また再編後の番組でも、『CBSディス・モーニング』のために開設されたソーシャルメディアおよびYouTubeのチャンネルが引き続き使用されている。

この番組では、特に2時間目において、『CBSニュース サンデーモーニング』に類似した長尺の特集コーナーも追加されている。この改訂された形式は、2021年初めから『CBSディス・モーニング』で試験的に導入されていた[1][3]

『CBSモーニングス』は、競合番組である『トゥデイ』や『グッド・モーニング・アメリカ』とは異なり、番組専属の気象キャスターを置いていない。これは前身番組である『ジ・アーリー・ショー』および『CBSディス・モーニング』から引き継がれた体制であり、このうち『ジ・アーリー・ショー』は2011年に平日の全国向け天気コーナーにおける専属気象キャスターを廃止している。その代わり、天気予報はCBSニュースの気象予報士によって担当されるほか、既存のCBS加盟局の気象予報士や、全国放送の天気コーナーのために起用された各地のローカル気象予報士が担当している。

2024年9月30日、CBSは番組の3時間目枠として『CBSモーニングス・プラスCBS Mornings Plus)』を開始した。司会はトニー・ディコウプル英語版エイドリアナ・ディアス英語版が務め、CBSニュースのストリーミングチャンネル「CBS News 24/7」および、一部のCBS直営局で放送された。一方で、多くのCBS加盟局はこの時間帯に朝のローカルニュースや生活情報番組、またはシンジケート番組の放送を引き続き行っていた[12][13]。その後2025年10月、同番組はパラマウント・スカイダンスによるコスト削減の一環として打ち切られた[14]

出演者

現在の共同司会者

  • ゲイル・キング英語版(2021年 - 現在)
  • ネイト・バールソン英語版(2021年 - 現在)
  • ウラジーミル・デュティエ英語版(2023年 - 現在)

過去の共同司会者

  • トニー・ディコウプル英語版(2021年 - 2025年)

国際放送

オーストラリアでは、『CBSモーニングス』の短縮版(コマーシャルを除き70分間)が、ネットワーク10および地域系列局のサザンクロス10英語版で、平日4:30〜6:00(AEST)まで放送されている。なお、金曜日放送分は翌週月曜日に繰り越して放送される。各地域系列局が天気予報などのために挿入するローカル枠では、オーストラリア全国の天気図が挿入され、またローカルニュース更新の時間帯には地域向け広告が放送される。現在、オーストラリアの地上波テレビで放送されているアメリカの朝のニュース番組は、『CBSモーニングス』と、セブン・ネットワークで放送されている『トゥデイ』の2番組のみである。ナイン・ネットワークは、ABCの『グッド・モーニング・アメリカ』の放送を2018年7月に終了している。また『CBSモーニングス』は、地域によっては有料番組や宗教番組の編成のために放送が差し替えられる場合がある。なお、セブン・ネットワークとは異なり、ネットワーク10では『CBSサタデーモーニング』は放送されていない。

脚注

  1. ^ a b c d e f Steinberg, Brian (2021年8月31日). “CBS News to Launch 'Mornings' in Bid to Capture A.M. Viewers Across The Week”. バラエティ. 2021年8月31日閲覧。
  2. ^ Steinberg, Brian (2015年10月30日). “How 'CBS This Morning' Finally Became a Player in the Morning News Race”. バラエティ. 2021年9月10日閲覧。
  3. ^ a b c Battaglio, Stephen (2021年8月31日). “'CBS This Morning' will have a new name starting Sept. 7”. ロサンゼルス・タイムズ. 2021年9月1日閲覧。
  4. ^ CBS Delivers its Most-Watched November Sweeps in the Morning Since 1993” (2016年11月29日). 2024年2月10日閲覧。
  5. ^ Steinberg, Brian (2021年1月11日). “Shawna Thomas Will Lead 'CBS This Morning' as New Executive Producer”. バラエティ. https://variety.com/2021/tv/news/shawna-thomas-executive-producer-cbs-this-morning-1234882493/ 2021年8月31日閲覧。 
  6. ^ a b Steinberg, Brian (2021年5月20日). “'CBS This Morning' Will Move to Times Square Studio in Fall (EXCLUSIVE)”. バラエティ. https://variety.com/2021/tv/news/cbs-this-morning-times-square-studio-1234977754/ 2021年8月31日閲覧。 
  7. ^ a b Steinberg, Brian (2021年8月11日). “Nate Burleson to Join 'CBS This Morning' in Anchor Shake-Up”. バラエティ. 2021年8月31日閲覧。
  8. ^ Hill, Michael P. (2021年8月31日). “CBS is changing the name, look and sound of 'CBS This Morning'”. NewscastStudio. 2021年9月1日閲覧。
  9. ^ Dillon, Dak (2025年9月8日). “‘CBS Mornings’ sets Times Square departure date”. NCS. 2025年9月10日閲覧。
  10. ^ Tony Dokoupil named anchor of the "CBS Evening News"”. CBS News. 2025年12月10日閲覧。
  11. ^ Hill, Michael P. (2021年9月7日). “'CBS Mornings' debuts from Times Square studio with fresh new look”. NewscastStudio. 2021年9月8日閲覧。
  12. ^ Korach, Natalie (2024年9月4日). “'CBS Mornings Plus' to Launch This Month” (英語). TheWrap. 2024年9月5日閲覧。
  13. ^ Korach, Natalie (2024年8月16日). “'CBS Mornings' Adds 3rd Hour as Network Programming Shakeup Continues” (英語). TheWrap. 2024年9月5日閲覧。
  14. ^ Bolies, Corbin (2025年10月29日). “CBS News Cuts ‘Evening News,’ ‘Mornings’ Streaming Shows in Newsroom-Wide Layoffs” (英語). TheWrap. 2025年10月29日閲覧。

外部リンク




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