アーカード・ストリング・トリオとは? わかりやすく解説

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アーカード・ストリング・トリオ

(Arcado String Trio から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/01 06:36 UTC 版)

アーカード・ストリング・トリオ
Arcado String Trio
出身地 アメリカ合衆国
ジャンル ジャズ
活動期間 1989年 - 1993年2018年 -
レーベル JMT、Enja
メンバー マーク・ドレッサー
マーク・フェルドマン
ハンク・ロバーツ
旧メンバー エルンスト・レイスグル

アーカード・ストリング・トリオ[1]Arcado String Trio)は、1989年から1993年にかけて、最初はアメリカ、後に国際的なメンバーで活動したジャズ・トリオ(弦楽三重奏)。アンサンブルは、チェリストのハンク・ロバーツ、ベーシストのマーク・ドレッサー、ヴァイオリニストのマーク・フェルドマンによって形づくられた。ロバーツは後にエルンスト・レイスグルと交代した。トリオは室内楽アンサンブルとしてだけでなく、マンフレート・ニーハウス(1991年)によるケルン放送管弦楽団とのプロジェクトで、また、ジャック・ディ・ドナート、ルイ・スクラヴィス、アルマン・アングステアによるトリオ・ド・クラリネット[2]と一緒にダブルトリオとして、パフォーマンスを行っている。

アーカード・ストリング・トリオは、ビリー・バングのストリング・トリオ・オブ・ニューヨークやクロノス・クァルテットからインスピレーションを得ていた。彼らの室内楽は、ジャンゴ・ラインハルトジミ・ヘンドリックスの影響を示してもいた。

2018年にイーボ・ペレルマンのレコーディングに参加すべくロバーツ、ドレッサー、フェルドマンが集結。2020年にアルバム『Deep Resonance』を連名で発表している[3]

ディスコグラフィ

アルバム

  • Arcado (1989年、JMT)
  • 『ビハインド・ザ・ミス』 - Behind the Myth (1990年、JMT)
  • 『フォー・スリー・ストリングス・アンド・オーケストラ』 - For Three Strings and Orchestra (1992年、JMT) ※with Kölner Rundfunk Orchester conducted by David de Villiers
  • Green Dolphy Suite (1995年、Enja) ※with Trio De Clarinettes
  • 『ライヴ・イン・ヨーロッパ』 - Live in Europe (1996年、Avant)
  • Deep Resonance (2020年、Fundacja Słuchaj!) ※with イーボ・ペレルマン

参考文献

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ メーカー表記を含め「アーカード」のみの表記もある。
  2. ^ Le Trio de Clarinettes”. 2018年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月13日閲覧。
  3. ^ Ivo Perelman with Arcado String Trio: Deep Resonance album review @ All About Jazz

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