174号線_(チェコ)とは？わかりやすく解説

ベロウン～ラコヴニーク線（チェコ語: Železniční trať Beroun–Rakovník）は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は174。

1876年、ラコヴニーク・プロチヴィーン鉄道の路線として開業した。チェコ西部の、南北連絡を担っている路線である。

運行形態

ラコヴニツキー・リフリーク号：　プラハ - ベロウン - ラコヴニーク　【春・夏の休日運行】

季節限定での運行。ベロウン以西171号線に直通する。

2024年度に限り、西行がザーヴォヂー停車で、ザーヴォヂー以西173号線から直通していた。

ラコヴニツキー・リフリーク号：　ベロウン - ラコヴニーク　【夏の休日運行】

季節限定での運行。夏の休日限定で、一日1往復が運行する。

2025年度運行開始予定。

クラロヴィツキー・リフリーク号：　プラハ - ベロウン - ラコヴニーク - クラロヴィツェ　【年5日運行】

2024年度に限り、季節限定で年5日に限り、一日1往復運行していた。旧型気動車で運行していた。ベロウン以東は171号線に、ラコヴニーク以西は162号線に直通していた。ベロウン - ラコヴニーク間ノンストップであった。

平日は一日16往復、休日は一日11往復（春・夏は13往復）が運行する。大部分が線内のみの運行であるが、西行の一日片道2本のみ、161号線のラコヴニーク西駅まで乗り入れる。

2023年度以前は、一日1往復がラコヴニーク西駅に直通していた。

クルジヴォクラート・エクスプレス号 (特急)

蒸気機関車。年8日のみ、プラハ市内 - ベロウン - ラコヴニーク - ルジナー間に一日1往復運行する。ベロウン以東は171号線に、ラコヴニーク以北は120号線に直通する。174号線内は、途中クルジヴォクラートのみに停車する。

2017年は、年5日の運行で、うち1日はラコヴニーク止まりであった。2018年は、ルジナーまで年5日の運行であった。

蒸気機関車 (普通、春季)

年2日のみ、プラハ・スミーホフ → ベロウン → ラコヴニーク → ルジナー間に一日片道1本運行する。ベロウン以東は171号線から、ラコヴニーク以北は120号線に直通する。174号線内は、途中クルジヴォクラートのみに停車する。2018年運行。

蒸気機関車 (普通、夏季)

年2日のみ、ベロウン - ラコヴニーク - ルジナー間に一日1往復運行する。ラコヴニーク以北は120号線に直通する。ほぼ各駅に停車するが、ザーヴォヂー、ウーイェズド、プストヴェティ、フルムの4駅は通過する。

2017年以前は、特急同様、クルジヴォクラート・エクスプレス号の愛称がつけられていた。

以下では、チェコ国鉄174号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。なお、全て各駅停車である。

路線名	駅名	駅間営業キロ	累計営業キロ	R	Os	接続路線	所在地
174	ベロウン駅	-	0.0	■	■	170号線、171号線	中央ボヘミア州	ベロウン郡
	ベロウン・ザーヴォヂー駅	1.3	1.3	｜	■	173号線（プラハ方面）
	ヒースコフ駅	4.4	5.7	｜	■
	ニジボル駅	3.8	9.5	■	■
	ジロウコヴィツェ駅	3.6	13.1	｜	■
	ラチツェ・ナド・ベロウンコウ駅	2.7	15.8	｜	■			ラコヴニーク郡
	ズベチノ駅	2.5	18.3	■	■
	ウーイェズド・ナド・ズベチネム駅	3.0	21.3	｜	■
	ロズトキ・ウ・クルジヴォクラートゥ駅	5.0	26.3	■	■
	クルジヴォクラート駅	1.9	28.2	■	■
	ムニェステチコ・ウ・クルジヴォクラートゥ駅	1.7	29.9	｜	■
	プストヴェティ駅	3.6	33.5	｜	■
	ラショヴィツェ駅	2.3	35.8	｜	■
	フルム・ウ・ラコヴニーカ駅	2.3	38.1	｜	■
	ラコヴニーク駅	4.2	42.3	■	■	120号線、126号線、161号線、162号線