鼻囊(鼻嚢、びのう、英: nasal capsule)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:02 UTC 版)
「魚類用語」の記事における「鼻囊(鼻嚢、びのう、英: nasal capsule)」の解説
円口類の1本の鼻管が作る軟骨性の包被。ヤツメウナギ類では鼻囊が体前端部の背側にある鼻孔に開孔し、先端は脳の下側付近で盲端に終わり、下垂体道(かすいたいどう、独: Hypophysengang)となる。鼻囊の中間には1対の嗅囊が開口し、その後方壁には嗅神経が分布する。ヌタウナギ類では同様の嗅囊を持つが、鼻孔(鼻囊の開口部)は体の前端にあり、下垂体道は食道の前端、前腸に通じている。
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