防犯環境設計
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防犯環境設計(ぼうはんかんきょうせっけい、英: Crime Prevention Through Environmental Design)とは、犯罪者が犯行をあきらめるような物理的デザインである。略して、「セプテッド」(CPTED)と呼ばれている。犯罪学的には、犯罪機会論のハード面を担っている理論である[1]。
- ^ 小宮信夫(2005)『犯罪は「この場所」で起こる』光文社:49-50頁。
- ^ 小宮信夫(2017)『写真でわかる世界の防犯 ―遺跡・デザイン・まちづくり』小学館:36頁。
- ^ Jacobs, Jane (1961). The Death and Life of Great American Cities. New York: Random House.(ジェイン・ジェイコブズ(2010)山形浩生訳『アメリカ大都市の死と生』鹿島出版会)。
- ^ Newman, Oscar (1972). Defensible Space: Crime Prevention Through Urban Design. New York: Macmillan.(オスカー・ニューマン(1976)湯川利和・湯川聡子訳『まもりやすい住空間 ―都市設計による犯罪防止』鹿島出版会)。
- ^ Jeffrey, Ray C. (1971). Crime Prevention Through Environmental Design. Beverly Hills, CA: Sage.
- ^ Crowe, Timothy D. (1991). Crime Prevention Through Environmental Design(ティモシー・クロウ(1994)猪狩達夫監修・高杉文子訳『環境設計による犯罪予防』都市防犯研究センター)。
- ^ 小宮信夫(2013)『犯罪は予測できる』新潮社:158頁。
- ^ 小宮信夫(2013)『犯罪は予測できる』新潮社:158-162頁。
- ^ 都市防犯研究センター(2003)『防犯環境設計ハンドブック ―住宅編』JUSRIリポート別冊第17号。警視庁や福岡県などのホームページ。
- ^ 小宮信夫(2021)「新型コロナウイルス感染症と犯罪機会論――リスクとクライシスをめぐるフレーム分析――」『警察政策』23巻:134-155頁。
- ^ National Crime Prevention Council (2003). Crime Prevention Through Environmental Design Guidebook. Singapore Police Headquarters, p. 3.
- ^ 小宮信夫(2013)『犯罪は予測できる』新潮社:171頁。
- ^ a b 小宮信夫(2017)『写真でわかる世界の防犯 ―遺跡・デザイン・まちづくり』小学館:102頁。
- ^ YouTube「20分でわかる犯罪機会論の3本柱」『小宮信夫の犯罪学の部屋』
- ^ 小宮信夫(2017)『写真でわかる世界の防犯 ―遺跡・デザイン・まちづくり』小学館:70頁。
- ^ 小宮信夫(2017)『写真でわかる世界の防犯 ―遺跡・デザイン・まちづくり』小学館:108-116頁。
- ^ Newton別冊『心理学 実践編』(2021年3月5日)ニュートンプレス:139頁。
- 1 防犯環境設計とは
- 2 防犯環境設計の概要
- 3 誤解
- 4 低迷と希望
- 5 脚注
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