長野電鉄モハ130形電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/12/07 14:57 UTC 版)
長野電鉄モハ130形電車（ながのでんてつモハ130がたでんしゃ）は、長野電鉄（長電）がかつて保有していた電車（制御電動車）である。
- ^ 車両事情が逼迫していたのは地方私鉄も同様であり、長電の場合深刻な車両不足から国鉄から借入した貨車を客車代用として電車に牽引させ、旅客輸送に供していたほどであった。ただし多くの地方私鉄は設備的な問題等で63系や運輸省規格型といった中型 - 大型車の入線は不可能である場合が多かったことから、63系の割り当てを受けた私鉄に地方私鉄の規格に合致した従来車を供出させることで、地方私鉄の車両事情をも改善させる目論みがあったのである。
- ^ 本系列は東武において戦時中から戦後にかけて酷使された状態のまま譲り受けたため、長電に到着した際には「側窓や吊り革は皆無、シートは板張りと、これが電車かと思うばかりであった」という長電関係者が漏らした逸話が残るほどの酷い状態であったことが記録されている。
- ^ 本系列は低圧電源に電動発電機を使用しており、架線電圧を降下して低圧電源に充てていた従来車と使用電圧が異なっていたこともその要因であった。
- ^ 制動装置はAMMのままとされたため、他形式との併結も不可能であった。
- ^ 同時期湯田中寄りの運転台の機器を撤去し片運転台化されている。
- ^ 車体構造の関係で戸閉器の搭載が不可能であったという。
- ^ 東武鉄道に残存した車両は全車車体更新（3000系列）工事の対象となって1966年（昭和42年）までに形式消滅していた。
[続きの解説]
「長野電鉄モハ130形電車」の続きの解説一覧
- 1 長野電鉄モハ130形電車とは
- 2 長野電鉄モハ130形電車の概要
- 3 車歴
このページでは「ウィキペディア」から長野電鉄モハ130形電車を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から長野電鉄モハ130形電車を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から長野電鉄モハ130形電車を検索
Weblioに収録されているすべての辞書から長野電鉄モハ130形電車を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から長野電鉄モハ130形電車を検索 - 長野電鉄モハ130形電車のページへのリンク
