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鍋谷淳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/04 22:19 UTC 版)

鍋谷 淳(なべたに あつし)は、日本の石油探鉱技術者、地球科学者

プロフィール

1956年 兵庫県赤穂市生まれ

1974年 兵庫県立赤穂高等学校

1978年 岡山大学理学部地学科卒。岡大時代は逸見吉之助教授に師事。鍋谷の岡大時代の同期に金沢大学名誉教授の奥野正幸がいる。

1981年 東京大学大学院理学系研究科修士課程修了(地質学専攻)。同大学院では飯山敏道教授に師事。

1981年、INPEXの前身であるインドネシア石油に入社。石油探鉱技術者として従事。インドネシア、ベトナム、シリア、イエメン、ブラジル、アフリカ諸国などでの探鉱プロジェクトを担当(主に本社にて現場から送られてくる地震探鉱データおよび物理検層データの解析作業に従事)したほか、海外の主要石油会社の上流資産調査を担当した。また、一時期(1988-90年)石油公団石油開発技術センターに出向し、デルタの堆積学に関する基礎的研究を行った。

2021年 INPEXを退社。

専門は石油地質、デルタの堆積学、粘土鉱物学、熱水変質、科学史、資源論など[1][2][3][4][5][6][7][8][9]

脚注

  1. ^ nkysdb: 鍋谷 淳”. staff.aist.go.jp. 2024年7月7日閲覧。
  2. ^ 鍋谷 淳, 宮田 雄一郎, 山村 恒夫, 岩田 尊夫, 小幡 雅之 (1990). “淡水成デルタと海成デルタの堆積作用 その1: 構成粒子, 内部構造, 形態から見た比較”. 石油技術協会誌 55 (2): 113-120. https://www.jstage.jst.go.jp/article/japt1933/55/2/55_2_113/_article/-char/ja/. 
  3. ^ 石油探鉱・開発における粘土と粘土鉱物−−主としてその鉱物学的特性の整理(演旨)”. gbank.gsj.jp. 2024年7月7日閲覧。
  4. ^ 山村, 恒夫; 宮田, 雄一郎; 小幡, 雅之; 鍋谷, 淳; 岩田, 尊夫 (1989). “191 琵琶湖愛知川河口部湖底段丘の内部構造と堆積物”. 日本地質学会学術大会講演要旨 1989: 307. doi:10.14863/geosocabst.1989.0_307. https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosocabst/1989/0/1989_307/_article/-char/ja/. 
  5. ^ 日本堆積学会会誌「堆積学研究」:日本堆積学会”. sediment.jp. 2024年7月7日閲覧。
  6. ^ メルマガ356”. sediment.jp. 2024年7月7日閲覧。
  7. ^ 湖成デルタの堆積物と形成過程 ー琵琶湖愛知川デルタを例としてー”. 地質学論集 第36号. 2024年7月7日閲覧。
  8. ^ 日本堆積学会2010茨城大会巡検「久慈川の源流域から河口までを見る」参加報告”. 堆積学研究 Vol.69. 2024年7月7日閲覧。
  9. ^ Chemical process and environment of hydrothermal alteration of acidic volcanic rocks in the Mitsuishi district, southwest Japan (2002)”. Geochemical Journal Vol. 36. 2024年7月28日閲覧。



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