金沢市立安江金箔工芸館とは? わかりやすく解説

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金沢市立安江金箔工芸館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/30 13:56 UTC 版)

金沢市立安江金箔工芸館
金沢市立安江金箔工芸館
安江金箔工芸館の位置
金沢市立安江金箔工芸館 (金沢市)
金沢市立安江金箔工芸館 (石川県)
施設情報
専門分野 金箔
管理運営 金沢市
延床面積 1,392.74 m2
開館 1974年
所在地 920-0831
石川県金沢市東山一丁目3番10号
位置 北緯36度34分25.4秒 東経136度39分57.0秒 / 北緯36.573722度 東経136.665833度 / 36.573722; 136.665833座標: 北緯36度34分25.4秒 東経136度39分57.0秒 / 北緯36.573722度 東経136.665833度 / 36.573722; 136.665833
外部リンク https://www.kanazawa-museum.jp/kinpaku/
プロジェクト:GLAM
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金沢市立安江金箔工芸館(かなざわしりつやすえきんぱくこうげいかん)は、石川県金沢市東山一丁目にある、金箔をテーマとする博物館である。

概要

工芸館の建物は町屋の蔵をイメージしたもので、外壁に表示した館名や入口のロゴ、ホールの天井のドームには金箔が貼られている。

館内には金箔に関する美術工芸作品が多数所蔵されている。また、金沢箔技術振興研究所が置かれ、金沢箔の振興のために金箔に関する調査研究にも取り組んでいる[1]

施設

  • 多目的展示ホール
  • 常設展示室
  • 企画展示室
  • 映像コーナー
  • 研修室
  • 金沢箔技術振興研究所[2]

コレクション

  • 洛中洛外図屏風(伝 岩佐勝重作)
  • 薩摩焼 色絵金襴手花生
  • 松に鶴蒔絵硯箱(五十嵐随甫作)
  • 能装束 庵に草花文様唐織
  • 西王母(二代 山川孝次作)
  • 截金十一面観音像[3]

歴史

金箔職人であった安江孝明は「金箔職人の誇りとその証」を後世に残したいとの思いから、自分の財産を使って、金箔にちなむ美術品や道具類を収集し、1974年に同じ金沢市内の北安江に金箔工芸館を開設した。

その後金沢市に寄贈され、日本国内で唯一の金箔博物館として運営されてきたが、周辺の状況の変化や館の老朽化のために、2010年秋に東山に新築移転された。[1][4]

脚注

  1. ^ a b 当館の概要 | 金沢市立安江金箔工芸館”. www.kanazawa-museum.jp. 2018年11月18日閲覧。
  2. ^ 館内のご案内 | 金沢市立安江金箔工芸館”. www.kanazawa-museum.jp. 2018年11月18日閲覧。
  3. ^ コレクション | 金沢市立安江金箔工芸館”. www.kanazawa-museum.jp. 2018年11月18日閲覧。
  4. ^ 安江金箔工芸館かいわい”. 朝日新聞デジタル (2012年4月10日). 2018年11月18日閲覧。

外部リンク




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