赤羽根めぐみとは? わかりやすく解説

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赤羽根めぐみ

赤羽根めぐみの俳句

うさぎ抱かれて足首を交差する
ずれている林檎の種や摩天楼
サンドイッチの面積を囀りぬ
ストーブに惑星たちの椅子が無い
冬晴の果てなきノート折れば海
初虹やハムのかたまりに刃
受付の花瓶に似合いそうなセーター
同じ文脈を来て白鳥に流木に
味噌汁の味噌の重力秋に入る
天からの折れ釘を手に向日葵畑
寒晴れの粘土めきたる病み上がり
晩春の迷子の記録水を買う
松田優作帽子の下から薄暑
桜桃忌椅子に甘えている男
水筒鳴らす山椒魚が居る
流星の子らを率いて横断す
海図貼る喫茶を冷房に沈め
熟睡の猫の酸っぱさ秋の雨
生と性と死と朝の蜘蛛おりてくる
白梅は切手の位置に会いに行く
空蟬の裂け目に声のような糸
糸瓜忌の鞄変形して軽し
紫陽花の履歴の白にゆきあたる
葉桜やロックフォールに星の息
薬屋のカエルの濡れていて卒業
赤インキ淋し遅日の指の腹
関心は縫い目の如しひるまの蚊
首の裏つめたしフランス製インク
黒出目金は壁に額を秋深し
8ギガの春夕焼を出力す
 



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