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諸井克英

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/08 05:03 UTC 版)

諸井 克英(もろい かつひで、1952年 - )は、日本の社会心理学者同志社女子大学名誉教授。

  • 1971年萩高校卒。1975年名古屋大学文学部心理学科卒。82年同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1993年『孤独感に関する社会心理学的研究 -原因帰属および対処方略との関係を中心として』」で論文博士取得(博士<心理学> 名古屋大学)。
  • 1985年静岡大学人文学部社会学科(社会心理学)専任講師、助教授、教授。1996年静岡大学人文社会科学研究科“マルゴウ”教授審査合格。
  • 2001年同志社女子大学現代社会学部教授(設置審合格)。2003年同志社女子大学国際社会システム研究科“マルゴウ”教授審査合格。2006年生活科学部・人間生活学科教授。2008年生活科学研究科生活デザイン専攻届け出設置に伴う配置換え。2018年人間生活学科特任教授。2023年3月退職。2023年同志社女子大学名誉教授。

単著

  • 『孤独感に関する社会心理学的研究-原因帰属および対処方略との関係を中心として-』

1995年 風間書房 全文202頁[平成6年度科学研究費補助金「研究成果公開促進費」助成]

  • 『夫婦関係学への誘い-揺れ動く夫婦関係-』 2003年 ナカニシヤ出版 全文160頁
  • 『ハイロウズの掟―青年のかたち―』 2005年  晃洋書房 全文175頁
  • 『ことばの想い-音楽社会心理学への誘い-』 2015年 ナカニシヤ出版 全文125頁
  • 『動物園の社会心理学―動物園が果たす役割と地方動物園が抱える問題―』

  2018年 晃洋書房 全文176頁<古性摩里乃との共著>

  • 『表象されるプロレスのかたち-多様化する眼前のエンターテインメント-』 

   2021年 ナカニシヤ出版 全文146頁

  • 『「メンヘラ」の響き-幸せと不幸せが鳴り響く濁り江-』 2025年 彩流社 全文132頁

共著

  • 川浦康至・川上善郎・宮田加久子・栗田宣義・向後千春・成田健一・諸井克英 共著 

『メディアサイコロジー』 1995年 富士通ブックス  担当部分:第5章「電話コミュニケーションと対人関係」(pp.159-190)

  • 諸井克英・中村雅彦・和田実 共著

『親しさが伝わるコミュニケーション-出会い・深まり・別れ-』 1999年 金子書房 第5章「夫婦のコミュニケーション」(Pp.150-188) 第6章「現代青年のコミュニケーション」(Pp.189-220)

  • 土肥伊都子・諸井克英 共著

『福祉の社会心理学-みんなで幸せになる方法―』 2001年 ナカニシヤ出版 第1章「幸せになるために」(Pp.7-45)  第2章「お互いに援助し合う社会」(Pp.47-75)

  • 諸井克英・宗方比佐子・小口孝司・土肥伊都子・金野美奈子・安達智子 共著

 『彷徨するワーキング・ウーマン』 2001年 北樹出版  はじめに(Pp.3-5)  第1章「彷徨するワーキング・ウーマン」(Pp.11-33)

  • 和田 実・諸井克英 共著

 『青年心理学への誘い-漂流する若者たち-』 2002年 ナカニシヤ出版 第3章「成長する私-「自己」の形成と確立-」(Pp.27-44)  第4章「彷徨する親子関係-巣立ちする私-」(Pp.45-66) 第7章「未来を目指して-進路選択-」(Pp.107-122) 第8章「浮遊する心-青年の心理学的健康-」(Pp.123-140)

分担執筆

  • 静岡教養心理学研究グループ編 『現代心理学 ―心を科学する ―』  1989年 酒井書店 pp.163-185 「対人的環境における個人」
  • 大坊郁夫・安藤清志編 『社会の中の人間理解―社会心理学への招待―』 1992年 

ナカニシヤ出版  pp.130-141「孤独感と対人行動」

  • 大坊郁夫・奥田秀宇編 『親密な対人関係の科学』 1996年 誠信書房

 pp.59-85 「親密な関係における衡平性」

  • 宮沢秀次編著『ばーじょんあっぷ 自分でできる心理学』 1997年 ナカニシヤ出版 pp.64-67 「孤独感」
  • 柏木惠子・高橋恵子編著『心理学とジェンダー』 1997年 有斐閣

 pp.64-67 「家庭内労働の衡平性と夫婦関係満足感-性役割観と社会的比較-」

  • 田中堅一郎編 『社会的公正の心理学-心理学の視点から見た「フェア」と「アンフ ェア」』 1998年 ナカニシヤ出版 

 pp.41-59 「対人関係における公正さ: 親密な関係への衡平理論の適用」

  • 藤田達雄・土肥伊都子編 『女と男のシャドウ・ワーク』 2000年 ナカニシヤ出版

 pp.41-51 「彷徨する夫婦関係-衡平性の観点から-」

  • 廣井 修・船津 衛編 『情報通信と社会心理<シリーズ情報環境と社会心理6>』 2000年 北樹出版                  pp.155-172 「情報通信の病理: 親和コミュニケーションの彷徨」
  • 津村俊充編『子どもの対人関係能力を育てる』 2002年 教育開発研究所 

教職研修総合特集読本シリーズ 151号 pp.92-95「携帯電話と対人コミュニケーション」

  • AERA MOOK『コミュニケーション学がわかる』 2004年朝日新聞社 96号

 pp.134-137 「携帯電話-孤独の迷宮と親指コミュニケーション-」

  • 発達 『生きる意味を語ろう』 2004年 ミネルヴァ書房 100号

 pp.54-60 「図地反転」する夫婦関係

  • 大島正光他監修『ストレススケールガイドブック』 2004年 実務教育出版  

  pp.316-319 「バーンアウト尺度 (Maslach's Burnout Inventory日本語版)」

  • 同志社女子大学編『ピクルスの気持ち-高校生短歌のこゝろ-』 2004年 晃洋書房

  pp.187-205  「凝縮された空間に溢れる親子関係」

  • 大野木裕明・宮沢秀次・二宮克美 編著『調査実験 自分でできる心理学』 2007年 ナカニシヤ出版               pp.94-97 「孤独感」
  • 藤森立男編著『人間関係の心理パースペクティブ』 2010年 誠信書房

  pp.71-85 「人間関係と孤独感」

事典分担執筆 

  • 古畑和孝編 『社会心理学小辞典』 1994年

「孤独感」「シャイネス」「社会的孤立」項目執筆

  • 詫摩 武俊 監修 『性格心理学ハンドブック』 1998年 福村出版

 pp.956-957 「電話コミュニケーション」

  • 久世敏雄・斎藤耕二監修『青年心理学事典』  2000年 福村出版

 p.296 「ポケベルとベルフレンド」

  • 日本社会心理学会編 『社会心理学事典』 2009年 丸善

「孤独感」「衡平理論」項目執筆

論文

  • Ciniiを「諸井克英」で参照して下さい。

脚注・出典

外部リンク




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