若江王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 15:41 UTC 版)
若江王(わかえおう/わかえのおおきみ、生没年不詳)は、奈良時代後期の皇族。系譜は不明だが、三世王以上五世王未満であることが、以下の叙位から分かる[1]。官位は従五位下・写一切経司次官。
- ^ 「選叙令」35条によると、原則として親王の子に従四位下で、諸王の子には従五位下。皇親ではなくなる五世王は従五位下。その子は1階下になり、庶子はさらに1階下になるということになっていた
- ^ 『続日本紀』巻第二十五、廃帝 淳仁天皇 天平宝字8年10月7日条
- ^ 『続日本紀』巻第二十七、称徳天皇 天平神護2年11月5日条
- ^ 『続日本紀』巻第二十八、称徳天皇 神護景雲元年8月29日条
- ^ 『大日本古文書』巻五 - 694頁
- ^ 『大日本古文書』巻五 - 695頁
- ^ 『大日本古文書』巻五 - 696頁
- ^ 『大日本古文書』巻五 - 697頁
- ^ 『大日本古文書』巻五 - 698頁
- ^ 『大日本古文書』巻五 - 699頁
- ^ 『大日本古文書』巻十七 - 86頁
- ^ 『大日本古文書』巻十七 - 120頁
- ^ 『大日本古文書』巻十八 - 321頁
- ^ 『続日本紀』巻第三十七、桓武天皇 今皇帝 延暦2年2月5日条
- ^ 岩波書店『続日本紀』4補注25 - 七三
- ^ 岩波書店『続日本紀』5 - p259注二一
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