じこしゅう‐きょうふしょう〔ジコシウキヨウフシヤウ〕【自己臭恐怖症】
自臭症
(自己臭恐怖症 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/17 15:13 UTC 版)
自臭症(じしゅうしょう)とは、周りから臭いと思われていると思い込む、自己臭症(じこしゅうしょう)または自己臭恐怖症(じこしゅうきょうふしょう)とも呼ばれる人の何気ない行動を自身の臭いから起こるモノと関連付け日常生活を困難にする神経症の一種である。精神医学における診断名ではない。
- ^ アメリカ精神医学会、(翻訳)高橋三郎、大野裕、染谷俊幸『DSM-IV精神疾患の診断・統計マニュアル』医学書院、1996年初版。p.811.
- ^ 田崎紳一、滝沢謙二、松井征二、橘玲子(1991)、「自己臭恐怖症として発症したと思われる分裂病患者の臨床経過」 『新潟医学会雑誌』 1991年 105巻 5号 p.346-347、hdl:10191/38854、新潟医学会
- ^ a b 木津明彦、宮岸勉、「自己臭を訴えた2症例に対する行動療法(症例報告)」 『行動療法研究』 1993年 19巻 2号 p.116-123、doi:10.24468/jjbt.19.2_116、日本認知・行動療法学会
- ^ 岩本隆茂、大野裕、坂野雄二(編)『認知行動療法の理論と実際』(pp.176-184) 出版:培風館、1997/9 ISBN 978-4563056117
- ^ 豊福明、梅本丈二、内藤温友 ほか(2000)、「入院治療を要した口臭症(自己臭恐怖症)の1例」 『日本歯科心身医学会雑誌』 2000年 15巻 2号 p.197-202、doi:10.11268/jjpsd1986.15.197、日本歯科心身医学会
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