紫電改展示館とは? わかりやすく解説

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紫電改展示館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/04 03:42 UTC 版)

紫電改展示館
正面から見た紫電改
紫電改展示館 (愛媛県)
情報
所在地 798-4110
愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城5688
座標 北緯32度57分0.5秒 東経132度32分56.6秒 / 北緯32.950139度 東経132.549056度 / 32.950139; 132.549056座標: 北緯32度57分0.5秒 東経132度32分56.6秒 / 北緯32.950139度 東経132.549056度 / 32.950139; 132.549056
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紫電改展示館(しでんかいてんじかん)は、1980年(昭和55年)5月1日に開館した[1]愛媛県南宇和郡愛南町の馬瀬山公園にある、現存する国内唯一の紫電改を展示する施設である。

概要

1978年(昭和53年)11月、地元の漁業者が出漁中に偶然水深約40メートルの海底に横たわる飛行機らしきものを発見した。調査の結果、太平洋戦争期における旧日本海軍局地戦闘機 紫電改であることがわかり、翌1979年7月14日に、34年ぶりに引き揚げられた[2] [3]

引き揚げられた紫電改はかなり傷んでいたが、できるだけ不時着水没時の姿で残すというかたちで復元されることになり、その作業は、川西航空機の後身である新明和工業の協力工場である「阿波機械工業」が現場工事にあたった[4]

来館者の減少や施設の老朽化などから2026年度の完成を目標に建て替えが計画されているが、検討委員会で建設資材の高騰や移設費用、さらには機体の補強などの費用が当初の計画から増加傾向で予算規模に合わせると施設の縮小が必要との議があり、今後の協議で計画の変更・延長などが可能性がある。

ギャラリー

脚注

  1. ^ 会社沿革”. 南レク株式会社. 2022年8月26日閲覧。
  2. ^ 紫電改(しでんかい)展示館”. 南レク株式会社 (2022年8月26日). 2022年8月26日閲覧。
  3. ^ 紫電改展示館”. 愛南町公式ホームページ (2022年8月26日). 2022年8月26日閲覧。
  4. ^ 碇 義郎『最後の戦闘機 紫電改―起死回生に賭けた男たちの戦い』光文社、1994年1月29日、270-273頁。ISBN 9784769806714 

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