第20親衛ロケット旅団 (ロシア陸軍)とは? わかりやすく解説

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第20親衛ロケット旅団 (ロシア陸軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 04:31 UTC 版)

第20親衛ロケット旅団
創設 1942年12月19日
所属政体 ソビエト連邦
ロシア
所属組織 ロシア陸軍
編制単位 旅団
兵科 ロケット・砲兵
兵種/任務 ロケット兵
人員 310人
編成地 モスクワ
上級単位 第5諸兵科連合軍
担当地域 極東軍管区
東部軍管区
最終位置 スパスク・ダーリニー
戦歴 第二次世界大戦
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第20親衛ロケット旅団20-я гвардейская ракетная бригада;略称20 гв. рбр)は、ロシア陸軍の旅団の1つ。名誉称号「ベルリン」、赤旗勲章2個を有する。

歴史

第二次世界大戦

  • 1942年12月19日:モスクワにおいて、第20親衛重迫撃砲旅団編成。BM-13装備
  • 1943年2月1日:第4親衛迫撃砲師団の編成下において、ヴォロネジ戦線で戦う。
  • 1943年7月8日:第20旅団に親衛旗授与
  • 1944年11月1日:第1沿バルト戦線の第61軍に編入
  • 1945年2月1日:第1沿バルト戦線の第6親衛軍に編入
  • 1945年6月11日:ベルリン突入の功績に対して、名誉称号「ベルリン」授与
  • 1945年7月:沿海地方ホロリに移動。ソ連対日参戦において、第1極東戦線第5軍を支援
  • 1945年9月19日:対日戦の功績に対して、旅団に2つ目の赤旗勲章授与

戦後

戦後、沿海地方のラズドーリノエに駐屯。

  • 1964年:9K72(スカッド-B)を装備し、スパスク・ダーリニーに移転
  • 1969年8月:戦術演習中、2個中隊が移動海上目標に対して集団発射を実施
  • 1973年9月:サハリンへの海上機動演習
  • 1975年5月:鉄道上からミサイル発射を実施

ロシア連邦軍

  • 1998年:「トーチカ-U」を装備
  • 2004年:指揮所演習「機動-2004」に参加
  • 2006年:移動修理・機材基地が廃止され、独立ロケット機材大隊が編成された。

編制

  • 3個ロケット大隊

装備

  • 9K79-1「トーチカ」 x12
  • R-145BM x9

歴代旅団長

職名 就任年 氏名 階級
旅団長 2002年 - アレクセイ・サハロフ 大佐

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