皮質拡大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/10/04 08:39 UTC 版)
皮質拡大(cortical magnification)とは、ある大きさの刺激を処理する視覚皮質のニューロンの数を、視野位置の関数として表したものである。中心視野では、網膜の中心窩が対応しており、視野のほんの一領域にまたがる小さな刺激であっても、きわめて多数のニューロンがその情報処理に関与している。もしも同じ刺激を周辺視野で見たとすると、この刺激の情報処理に関与するニューロンは、ずっと少なくなる。視野あたりのニューロンの数の減少は、視覚伝達路の数段階を経て達成され、これは網膜において始まる。
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