主基村
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 03:02 UTC 版)
主基村(すきむら)は、かつて千葉県安房郡に存在した村である。現在の鴨川市の西部に位置している。
注釈
- ^ 鴨川市統計書の「大字別世帯数および人口」には記載されていない[2]が、「選挙人名簿登録者数(投票区別)」の表には市議会議員選挙の第5投票区に含まれる大字として掲出されている。
- ^ 大字の読みは日本郵便の郵便番号検索[3]による。
- ^ 2018年現在、跡地は主基斎田址公園として整備されている[5]。大嘗祭の斎田は平安時代の宇多天皇以来近江国が悠紀、丹波国と備中国が主基を務めることになっており、明治天皇の大嘗祭より全国から選定されることになった。なお、悠紀斎田は甲斐国巨摩郡上石田村(現在の甲府市)に定められた。
- ^ 「新村名撰定ノ事由」として「此村ハ明治四年大嘗祭ニ供米ヲ上リタルノ因故ニ依リ」由基村と名付けたとある[1]。当初主基ではなく由基(悠紀)とされた理由は不明。ただ、原則的には悠紀地方が「東」、主基地方が「西」と考えられており(古代には例外もある)、明治天皇の大嘗祭で選定された斎田の組み合わせはそれから外れていた。
- ^ この年には大正天皇の大嘗祭が行われた。
出典
- ^ a b c d e f 「由基村」『明治22年千葉県町村分合資料 十八 長狭町村分合取調』、24-27頁 。2018年3月28日閲覧。
- ^ a b c “大字別世帯数および人口” (pdf). 鴨川市統計書 平成28年版. 鴨川市役所. pp. 18-19. 2018年3月28日閲覧。
- ^ 郵便番号検索
- ^ a b c d e f g h i 千葉県安房郡教育会 編『千葉県安房郡誌』千葉県安房郡教育会、1926年 。
- ^ a b c d “主基斎田跡”. 鴨川市役所. 2018年3月28日閲覧。
- ^ 佐藤奨平「日本練乳製造業の経営史的研究 ―安房地域を中心として―」(pdf)『乳の社会文化学術情報』第2巻、乳の社会文化ネットワーク、2015年2月、31-55頁、2020年11月17日閲覧。
- ^ 『日本近代酪農・乳食文化の源流 嶺岡牧』(pdf)千葉県酪農のさと/嶺岡牧研究所 。2018年3月28日閲覧。
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