猩々池とは? わかりやすく解説

猩々池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/17 09:12 UTC 版)

猩々池(しょうじょういけ)は、日本の宮城県仙台市青葉区大倉にある池である。奥羽山脈の山中、船形山系の原生的自然の中にある。標高955メートル。 座標: 北緯38度26分23.6秒 東経140度36分15.8秒

位置と自然

船形山の南南西、楠峰の東面にあり、この山の斜面が崩れ落ちた土砂による堰止湖である。大倉川のすぐそばで、急崖で落ち込む渓谷の縁とは数十メートルしか離れていない。山奥にあってほとんど人目につかず、原生的自然が保たれてきた。周囲はブナの天然林である。オオカサスゲ、ミツガシワの群落が池にせりだして水面の一部を覆う。モリアオガエルの一大産卵地で、初夏には木の枝に多数の卵が産み付けられる[1]

脚注

  1. ^ 柴崎徹「広瀬川水系の自然景観」133頁。

参考文献

  • 柴崎徹「広瀬川水系の自然景観」、仙台市環境局環境計画課『広瀬川流域の自然環境』、仙台市、1994年。




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