澤円
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/07/02 05:03 UTC 版)
澤 円（さわ まどか、1969年5月10日 - ）は、日本の実業家。日本マイクロソフト株式会社元業務執行役員、元同社テクノロジーセンターセンター長、株式会社圓窓代表取締役、武蔵野大学専任教員[1]。
人物・経歴
兵庫県生まれ、千葉県育ち[2]。1988年渋谷教育学園幕張高等学校卒業[3]。1993年立教大学経済学部卒業[4]。生命保険のIT子会社勤務を経て、1997年、マイクロソフト（現・日本マイクロソフト株式会社）に入社[5]。
情報共有系コンサルタント、プリセールスSEを経て、競合対策専門営業チームマネージャ、ポータル＆コラボレーショングループマネージャ、クラウドプラットフォーム営業本部本部長などを歴任[5]。2011年7月、マイクロソフトテクノロジーセンター センター長に就任[5]。2015年2月、同社サイバークライムセンター日本サテライトのセンター長を兼任[6]。
2019年10月、株式会社圓窓代表取締役就任[7]。
2020年8月、日本マイクロソフト株式会社を退職[8][7]。
現在は、多くの企業の顧問やアドバイザーを兼任し、テクノロジー啓蒙や人材育成を行なっている[8][7]。
マイクロソフトでは、年間200本ものプレゼンテーションを行い、ビル・ゲイツの名を冠した賞を授与されるなど[5]、Microsoft名物プレゼンターとして『プレゼンテーションの神様』とも言われた[3]。プレゼンテーションに関する講演も多数行なっている[8][5]。
琉球大学で客員教員[7]、武蔵野大学で専任教員[1]も務める。
主な著作
- 『外資系エリートのシンプルな伝え方』（KADOKAWA／中経出版）
- 『マイクロソフト伝説マネジャーの世界№1プレゼン術』（ダイヤモンド社）
- 『メタ思考 「頭のいい人」の思考法を身に着ける』（大和書房）
脚注
- ^ a b “武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部”. 武蔵野大学 (2023年3月23日). 2023年3月23日閲覧。
- ^ “澤 円さん（圓窓 代表取締役/元・日本マイクロソフト 業務執行役員）前編”. 2023年11月19日閲覧。
- ^ a b NIKKEI STYLE『元劣等生のプレゼンの神様が伝授 伝え方、3つの極意』日本マイクロソフト元業務執行役員 澤円氏 2021/6/16
- ^ “「ポンコツエンジニア」でも生き残れたワケ：日本マイクロソフト元業務執行役員、澤円さんインタビュー｜Tech Team Journal”. 2023年11月19日閲覧。
- ^ a b c d e 創業手帳・起業家インタビュー『Microsoft 澤氏インタビュー（前編）』2016/08/25
- ^ 日本経営合理化協会・講師案内
- ^ a b c d speakers.jp『澤円（さわまどか）』
- ^ a b c エンジニアtype『ボクがマイクロソフトを辞めた理由。「仕事を選ぶことは、誰にでも許されている自由」【連載：澤円】』2020.10.05
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