滝野弘仁
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滝野 弘仁(たきの ひろひと、1984年 - )は、日本の映画監督、脚本家。石川県小松市出身。
経歴
2012年、監督作『もしかしたらバイバイ!』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012やドイツのNIPPON CONNECTION など、国内外の映画祭で入選。次作『FUCK ME TO THE MOON』はMOOSICLAB2013にて全国各地で上映される。近年では、短編作品が水戸短編映像祭、仙台短編映画祭などで上映が行われている。
助監督としても多数の作品に参加しており、映画やドラマ、CM・MVなど幅広い分野で活動している。
2024年、自身初の長編映画『くまをまつ』を発表。亡き祖父の家で脚本執筆と撮影を行い、石川県小松市滝ケ原町を舞台とした物語。第37回東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門に出品され公式上映された[1]。
主な作品
監督作品
- 『もしかしたらバイバイ!』(2012年)
- 『FUCK ME TO THE MOON』(2013年)-MOOSIC LAB2013
- 『IS THIS WHAT DEMOCRACY LOOKS LIKE?』(2015年)※以上、すべて高畑鍬名との共同監督
- 『忘れたいのに思い出せない』(2020年)
- 『In wonderland』(2021年)
- 『くまをまつ』(2024年) - 第37回東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門出品[2]
助監督作品
映画
- 『恋するけだもの』(白石晃士監督、2020年)
- 『ムーンライト・シャドウ』(エドモンド・ヨウ監督、2021年)
- 『街の上で』(今泉力哉監督、2021年)
- 『かそけきサンカヨウ』(今泉力哉監督、2021年)
- 『Good News,』(渡辺大知監督、2022年)
- 『はだかのゆめ』(甫木元空監督、2022年)
- 『の方へ、流れる』(竹馬靖具監督、2022年)
- 『餓鬼が笑う』(平波亘監督、2022年)
- 『BAUS 映画から船出した映画館』(甫木元空監督、2025年)
- 『スリーピング・スワン』(佐藤そのみ監督、2025年公開予定)
ドラマ
- NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(宮藤官九郎脚本、2019年)
- ディズニープラス『季節のない街』(宮藤官九郎監督・脚本、2023年)
- NHK「土曜ドラマ」『地震のあとで』(井上剛監督、2025年)
脚注
出典
- ^ “俊英・滝野弘仁監督『くまをまつ』脚本執筆・撮影は亡き祖父の家で”. 東京国際映画祭. 2025年4月5日閲覧。
- ^ “【くまをまつ】|第37回東京国際映画祭(2024)”. 2024.tiff-jp.net. 2025年4月5日閲覧。
外部リンク
- 滝野弘仁のページへのリンク