椿木小天狗流棒術とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 椿木小天狗流棒術の意味・解説 

椿木小天狗流棒術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 01:23 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

椿木小天狗流棒術 (つばきこてんぐりゅうぼうじゅつ)とは、富山藩に伝わった棒術流派。

慶長7年(1602年)ごろ、姓名不詳の椿木小天狗と称する人物[1](身軽であったことから、小天狗と呼ばれたと思われる)が富山藩に伝えたとされる。

元来は他の武器術もあったとされるが、棒術のみが現存する。

棒の長さは3種(四尺五寸、六尺、七尺五寸)、対太刀の形である。しかし太刀を棒で受けることをしない。棒と一体化した体捌きで、太刀を持った相手を制御する。

2005年現在、黒田鉄山が伝えている。

  • 一本目「戻刎」(もどりばね)
  • 二本目「背」(せい)
  • 三本目「小手附」(こてつけ)
  • 小手詰
  • 主人
  • 笠掛
  • 腰掛

  • 巡礼 
  • 横棒
  • 水引
  • 一手延
  • 鎬詰
  • 柄砕
  • 膝車

  • 小山入山
  • 大為見
  • 小見セ
  • 巌石
  • 山下風
  • 惣崩

極意

  • 追懸打
  • 究道
  • 闇夜棒
  • 小乱崩
  • 四方詰
  • 鹿之三連

脚注

  1. ^ 『慶長十年富山藩侍帳』には椿木姓の記載は無い。

参考文献

  • 黒田鉄山・甲野善紀『武術談義』 壮神社
  • 諸芸雑誌

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「椿木小天狗流棒術」の関連用語

1
36% |||||

椿木小天狗流棒術のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



椿木小天狗流棒術のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの椿木小天狗流棒術 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS