東消防署 (名古屋市)とは? わかりやすく解説

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東消防署 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 23:32 UTC 版)

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名古屋市消防局 > 東消防署 (名古屋市)
名古屋市東消防署
情報
管轄区域 名古屋市東区
消防署数 1
出張所数 2
所在地 461-0003
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東消防署(ひがししょうぼうしょ)は、名古屋市東区を管轄する名古屋市消防局消防署

歴史

当地を管轄する消防署は1921年大正10年)11月成立の愛知県中消防署鍋屋町出張所をルーツとする[1]。鍋屋町出張所は翌年4月には筒井町出張所と改称した[1]

1943年(昭和18年)12月24日、東区筒井町1丁目において、中消防署筒井町出張所が愛知県筒井消防署として独立する[2]。このとき、中消防署から富士塚出張所・長塀町出張所、千種消防署から矢田主張所を移管し、3主張所体制となる[1]

戦時下対応が求められる中、1944年(昭和19年)5月3日には区内の大規模事業者である三菱電機名古屋工場(東区矢田町)内に「三電臨時出張所」、三菱発動機製作所(矢田町沖中)内に「三発臨時出張所」、9月1日には北区大曽根二丁目に六郷出張所、さらに12月26日には隣接する東春日井郡守山町の町役場に隣接し、守山出張所を設置するという対応を行った[2]

しかし、これらの出張所は翌年の1945年(昭和20年)の度重なる名古屋大空襲により次々と[注釈 1]焼失し、廃止された[2]。終戦後の9月30日には守山出張所を、10月1日には矢田出張所、翌年10月12日には長塀町出張所をそれぞれ廃止、4月15日には六郷出張所を城北消防署に移管している[2]

1948年(昭和23年)3月7日、名古屋市消防局発足に伴い、名古屋市東消防署となる[2]

1955年(昭和30年)7月26日には、矢田出張所を矢田町9丁目48番地の2に再設置[2]、1970年(昭和45年)12月5日 - 富士塚出張所を東区下竪杉町1丁目8番地の5に移転[3]し、現体制となった。

出張所

出張所 住所 画像 備考
(★印は救急隊のある出張所)
(◎印は救助隊のある出張所)
富士塚出張所 東区一丁目9番24号 ★◎
矢田出張所 東区矢田南四丁目2番1号

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 3月25日矢田出張所、4月7日三発臨時出張所、5月14日三電臨時出張所[2]

出典

参考文献

  • 『名古屋消防史』名古屋消防史編集委員会、名古屋市消防局、1989年7月20日(日本語)。全国書誌番号:90001206

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