東京がらくた工房とは? わかりやすく解説

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東京がらくた工房

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/08 07:41 UTC 版)

東京がらくた工房(とうきょうがらくたこうぼう)とは、かつて存在したパソコン通信草の根BBS

概要

かつて、吉野洋充(ハンドルネーム:EXPERT)が開局した草の根BBSであり、後に東京都新宿区弁天町に所在した株式会社エクサ内に置かれた。

ホストプログラムは絵里香、最盛時には光ファイバーによるINS1500でアナログ21回線、モデムは同社製28,800bpsが当てられ、会員数は1万人を超えた[1]

歴史

当初吉野洋充により開設されたが、後に28,800bpsアナログモデムの輸入販売を行うため、榎本大輔と共に事業化された株式会社エクサ内に置かれ、ホストや回線環境が拡充された。

事件

  • 1996年初頭、BBS宣伝帯を持ったSYSOPをはじめとする有志が、朝の情報番組のライブカメラに映され、全国にその姿が放送された。帯にはBBS回線電話番号が書かれていたため回線へのアクセスが殺到し、モデムから「もしもーし、何の番号ですか!?」という声がしばらく聞こえたという。
  • 1997年前半頃、曽根清治によるモデム回線切断事件。BBSの私物化と呼ばれた。復旧は会員からのメール連絡を受けた武田洋幸が行った。

脚注

  1. ^ 実際は1万人以上に対応していなかったため、同社社員曽根清治が使われていないアカウントを随時削除し、新規登録可能な状態にしていた。開発されていると発表されていた5万人ドライバーは事実ではない。

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