最終絶叫計画3とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 最終絶叫計画3の意味・解説 

最'狂'絶叫計画

(最終絶叫計画3 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/15 04:13 UTC 版)

最'狂'絶叫計画
Scary Movie 3
監督 デヴィッド・ザッカー
脚本 クレイグ・メイジン
パット・プロフト
製作 ロバート・K・ワイス
製作総指揮 ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
アンドリュー・ローナ
ブラッド・ウェストン
出演者 アンナ・ファリス
音楽 ジェームズ・L・ヴェナブル
撮影 マーク・アーウィン
編集 マルコム・キャンベル
ジョン・ポール
配給 ディメンション・フィルムズ
ギャガ
公開 2003年10月20日
2004年10月9日
上映時間 84分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $45,000,000[1]
興行収入 $110,003,217[1]
$220,673,217[1]
前作 最'新'絶叫計画
次作 最終絶叫計画4
テンプレートを表示

最‘狂’絶叫計画』(さいきょうぜっきょうけいかく、Scary Movie 3)は、2003年に公開されたパロディ映画。『最終絶叫計画』から始まる“絶叫計画”シリーズ第3弾。2006年には第4弾となる『最終絶叫計画4』も公開となった。

ストーリー

ある夜、家で“見た者は7日後に死ぬ”という“呪いのテープ”を見ていた女子高生たちが死ぬ。

ところ変わって、ワシントンから20マイルのトムと娘のスー、弟のジョージが暮らす農場に、ヘンテコなミステリーサークルが出現。普段は大人しい犬たちの様子までもおかしくなる。

ニュース番組のレポーターとなったシンディ・キャンベルは、彼女が引き取って暮らしている甥のコーディを迎えに行った学校で、スーをむかえに来ていたジョージに一目惚れし、彼が出場するというラップ・バトルにコーディの担任教師であるブレンダと共に応援に出かける。ラップ・バトルに勝ち、黒人たちの歓声に答えたジョージだったが先の長いフードをかぶったためにKKKに間違われボコボコにされる。

ラップ・バトルから帰りブレンダの家に居るシンディとブレンダだったが、ブレンダはシンディに「見たら7日後に死ぬ」という呪いのビデオテープを7日前に見たことをシンディに告げる。その直後、TVから髪が垂れ下がる女性が出てきてブレンダを襲う。

キャスト

パロディネタ

今回は『ザ・リング』『サイン』『8 Mile』のパロディがベースとなり、そこに『マトリックス・リローデッド』『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』『エアフォース・ワン』『アザーズ』といったパロディが挟まれる。

過去2作との比較

本作から前2作を手がけたウェイアンズ兄弟の手から離れ、『フライングハイ』や『裸の銃を持つ男』シリーズを手がけたデヴィッド・ザッカーにバトンタッチ。脚本にもザッカーと共に『裸の銃を持つ男』シリーズや『ホット・ショット』シリーズを手がけたパット・プロフトが関わったことで、下ネタギャグが目立った2作目までとは違い、全体的に手堅い作りになっており、パロディ部分以外のオリジナルのコメディシーンでもギャグに安定感がある。またレギュラーキャラはアンナ・ファリスレジーナ・ホールが続けて出演しているが、明らかに今までのキャラとは違ったキャラを構築している。

このシリーズは毎回、有名俳優陣が数人出演しているわけだが、今回はザッカーとプロフトの人脈からかレスリー・ニールセンチャーリー・シーンといったパロディ映画に手馴れた俳優陣の出演や、『8 Mile』のパロディ部分のキャスティングのためかファット・ジョーマスターP、メイシー・グレイ、レッドマンといったヒップホップ系のスターが多数出演するなど、今までと比べるとかなり異色なキャスティングとなっている。また、「アメリカン・アイドル」のサイモン・コーウェルがラップ・バトルの審査員として出演している。

また、ホラーやサスペンス映画のパロディをメインに持ってくるのが特徴だったこのシリーズにおいて、今回初めてホラーでもサスペンスでもない『8 Mile』がメインのパロディとして使われた。

その他の情報

1作目である『最終絶叫計画』のオープニング3日間の興行成績が4235万ドル、2作目の『最'新'絶叫計画』は2050万ドルという成績だったが、3作目の本作のオープニング3日間の興行成績はシリーズ中一番となる4970万ドルとなった。

第4弾である『最終絶叫計画4』でも監督のデヴィッド・ザッカー、脚本のパット・プロフトとグレッグ・メイジンだけでなくシンディ役のアンナ・ファリス、ブレンダ役のレジーナ・ホール、大統領役のレスリー・ニールセンといったメインキャストのほとんどが続投している。また1作目でドリューを演じたカルメン・エレクトラと、2作目に出演していたものの日本版では出演シーンを全てカットされたクリス・エリオットも出演している。

シリーズ

脚注

  1. ^ a b c Scary Movie 3 (2003)”. Box Office Mojo. 2009年11月10日閲覧。

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

最終絶叫計画3のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



最終絶叫計画3のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの最'狂'絶叫計画 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS