揉籤

隠語大辞典

揉籤

読み方：もみくじ

1. 詐欺賭博類似のことをする香具師。一等から五六等迄を記入せる紙を揉んで、その中より客に選り分けさせ、当つたものに約束の賞品を与へるといふ方法にして、この時客の中に「さくら」を使ひ、一、二等といふ様な賞品は皆な「さくら」に当てしめ、衆人の投機心を唆る。略して「もみ」ともいふ。
2. 〔香〕詐欺賭博類似のことをする香具師。一等から五、六等までを記入した紙をもんで、その中より客に選り分けさせ、当ったものに約束の賞品を与えるという方法である。客の中に「さくら」がいて、一、二等というような賞品はみな「さくら」に当てしめ衆人の投機心をそそる。略して「もみ」ともいう。

分類 香具師

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