成穆貴妃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/11 14:33 UTC 版)
成穆貴妃(せいぼくきひ、1343年 - 1374年)は、明の洪武帝の貴妃。姓は孫氏。河南陳州の人。
生涯
元末の兵乱で、家族と散失い、次兄の孫蕃と共に揚州に流浪した。後、馬世熊の養女となり、朱元璋(のちの洪武帝)の側室にいたった。
明の洪武3年(1370年)、貴妃に立てられた。容貌が美しく、礼儀に習熟して、寵愛を受けた。馬皇后により賢女と称された。洪武7年(1374年)9月に死去した。洪武帝はその死を悼み、成穆と諡された。
子女
- 臨安公主
- 懐慶公主
伝記資料
- 『明太祖実録』
- 『明史』
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