恋人製造法とは? わかりやすく解説

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恋人製造法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/15 07:26 UTC 版)

漫画:恋人製造法
作者 藤子不二雄
藤子・F・不二雄
出版社 小学館
その他の出版社
中央公論社
掲載誌 週刊少年サンデー
1979年4月25日増刊号
レーベル てんとう虫コミックス
#書誌情報を参照
テンプレート - ノート

恋人製造法」(こいびとせいぞうほう)は、藤子・F・不二雄(発表時は藤子不二雄名義)の漫画短編。片思いの相手のクローンを作るSF作品[1]

1979年(昭和54年)『週刊少年サンデー』)4月25日増刊号初出。1983年(昭和58年)の『藤子不二雄少年SF短編集』〈てんとう虫コミックス〉第1巻に初収録。以降2010年現在までに7つの短編集に収録されている(#書誌情報を参照)。

あらすじ

好きな女の子(毛利麻理)に自分の気持ちが伝えられない主人公の内男は、ある日、偶然地球に漂着した宇宙人を見つけだし助ける。そして、宇宙人はお礼にクローン人間を作る装置「インスタント・クローニング装置」を内男にプレゼントし、それで好きな女の子(毛利麻理)のクローンを作る。しかし、作ったばかりのクローン人間は、知能、運動機能の状態は白紙(つまり赤ん坊状態)であり、一から育てる必要があった…。

登場人物

内男(うちお)
本作の主人公。宇宙人にプレゼントされたクローニング装置で自分だけの麻理を作り、自分の部屋の中で周囲に隠れて一人で育てていく。ネクラで軽はずみな所があり、また積極性や行動力には乏しい性格。
宇宙人
宇宙船の制御システムが故障して飲まず食わず、地球に漂着した宇宙人。主人公が宇宙人にカップラーメンを食べさせカップラーメンが好みになった。クローン人間をつくる装置「インスタント・クローニング装置」をプレゼントした。
毛利 麻理(もうり まり)
内男の好きなクラスメートの女の子。美人で頭が良く、周囲からの人気も高い。

書誌情報

以下の短編集に収録されている。特記のない限り藤子・F・不二雄名義、小学館刊。

脚注

  1. ^ 大森望「〝すこし・ふしぎ〟を濃縮パックしたSFの玉手箱」『少年SF短編1』小学館〈藤子・F・不二雄大全集〉354頁
  2. ^ 『少年SF短編集 1』” (n.d.). 2010年8月22日閲覧。
  3. ^ 『藤子・F・不二雄SF短編集〈PERFECT版〉6 パラレル同窓会』” (n.d.). 2010年8月22日閲覧。
  4. ^ 『藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編1』” (n.d.). 2010年9月24日閲覧。

関連項目




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