志摩芳次郎とは? わかりやすく解説

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志摩芳次郎

志摩芳次郎の俳句

ぎぎとなく子の兜虫稿を継ぐ
げじげじや霧にゆらぎてランプの灯
じりじりと頬にふるさとの野の夏日
すひかづら尾根のかなたの椎の群
ちやつきらこ舞ふ娘に海が騒ぐなり
七日はや煤によごれし軒雀
三河万歳熱の子の瞳が笑ひ出す
二日はや雀色時人恋し
伊勢海老や佃の渡しいまもあり
十三夜みごもらぬ妻したがへて
寒明けの咽喉下る水ひびくなり
寝に戻るのみの鎌倉星月夜
峯おろしくる風ばかり雪祭
年守りて火を育てをり子と二人
旧正や三河も果の花祭
桔梗に子の笑ひごゑころころと
椎若葉小鯵一尾もありがたし
焼跡の道問はれたり夕ざくら
秩父嶺の空さだめなき水葵
老農の眉目しづかに田水沸く
芝居見に妻出してやる女正月
賣文のペンもて火蛾をつぶすなり
都忘れふるさと捨ててあり久し
降る雪のつもる濃淡ありにけり
青木の実朱をこぞりたり家低く
 




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