庁中漫録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/11 08:19 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2019年2月) |
『庁中漫録』(ちょうちゅうまんろく)は、奈良奉行所の与力玉井定時が大和国や奈良(南都)について編述した地誌。
定時は、郡山藩に仕えていた寛文元年(1661年)ごろから天和2年(1682年)までの20年にわたって地域の史料の収集をおこない、すでに小冊を編んでいた。奈良奉行所与力として出仕するようになり、奈良奉行大関増公が定時に寺社の由緒書の集成を指示し、元禄13年(1700年)に「大和志」というタイトルで30巻として成立した。当時見ることができた寺社史料を多く収録し、奈良奉行所の記録として完成させたものである。
- 庁中漫録のページへのリンク