小岐須渓谷とは? わかりやすく解説

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小岐須渓谷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/24 06:37 UTC 版)

日本 > 三重県 > 鈴鹿市 > 小岐須渓谷
小岐須渓谷
座標 北緯34度57分25秒 東経136度25分30秒 / 北緯34.957度 東経136.425度 / 34.957; 136.425

小岐須渓谷(おぎすけいこく)は、三重県鈴鹿市御幣川にある渓谷にある。


概要

鈴鹿山脈の野登山、仙ヶ岳、宮指路岳、入道ヶ岳に囲まれた渓谷で、鈴鹿川御幣川の上流にあたる[1]。鈴鹿山渓観光協会が開設するオートキャンプ場がある[2]。渓谷一帯は鈴鹿国定公園の範囲内にある[3]

小岐須の屏風岩

小岐須渓谷にある石灰岩が河食作用によって屏風のように切り立った奇岩[4]。1965年に三重県の天然記念物に指定された[4]

ロッククライミング

1986年秋にロッククライマー南裏健康らが小岐須の屏風岩周辺に2本のルートを開拓した[5]。また1996-97年には京都のクライマーによって、小岐須渓谷の支流の滝ノ谷の右岸にある椿岩が開拓された[6]。小さい岩場ながら人気は高い[6]

出典

  1. ^ 小岐須渓谷”. 観光三重. 三重県観光連盟. 2025年1月24日閲覧。
  2. ^ 小岐須渓谷オートキャンプ場”. すずかし観光ガイド. 鈴鹿市観光協会. 2025年1月24日閲覧。
  3. ^ 鈴鹿国定公園”. 三重県. 2025年1月23日閲覧。
  4. ^ a b 小岐須の屏風岩”. みんなで、守ろう!活かそう!三重の文化財. 三重県教育委員会. 2025年1月23日閲覧。
  5. ^ 南裏健康、保科雅則「鈴鹿山系にみつけた石灰岩のシン・クラック - 小岐須渓谷・屏風岩」『岩と雪』122号、山と溪谷社、1987年6月、64-65頁。 
  6. ^ a b 椿岩”. CLIMBING-NET. 山と溪谷社. 2025年1月24日閲覧。



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