宣旨桝とは? わかりやすく解説

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せんじ‐ます【宣旨×枡】

読み方:せんじます

延久4年(1072)後三条天皇宣旨によって定められ鎌倉時代まで公的に通用。1升が現在の約6合7勺にあたる。延久の宣旨枡。


延久宣旨枡

(宣旨桝 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 02:39 UTC 版)

延久宣旨枡(えんきゅうせんじます)は、後三条天皇延久の荘園整理令など新立荘園整理政策の裏付けとした1072年延久4年)に再指定した国家公定のことである。単に宣旨枡ともいう。この枡は、制定後間もなく全国的に流布し、その後は14世紀初頭に至るまで、数多い私枡のなかにあって、一定の権威をもった公定枡として機能した。しかし、南北朝時代から室町時代を経て私枡がますます隆盛し、宣旨枡も公的な性格を失った。



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