大類準一とは? わかりやすく解説

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大類準一

大類準一の俳句

でこぼこのハーケン拾ふ谷紅葉
ひばり野にフライドポテト散らばりぬ
アオザイの人形届く師走かな
カノン聴くのちの枯野のあたたかし
ラベンダーの丘に名刺を交換す
内宮に流れ着きけり子蟷螂
冬の夜や句帳に残る虫の脚
初霜を載せし自転車休刊日
厨房の熱を加へて五月風
土筆野へ黒板拭の粉飛ばす
夏の選挙ふぐり揺らして犬吠ゆる
夏柑に拭ふ飛鳥の土埃
大朝日岳メーデーの旗の上
山里のもっとも低き花苺
月見坂蟻来て蟻に獲を渡す
梅干の壜を書棚に農詩人
涅槃会の釣堀の水匂ひけり
狐火の燃え尽きてより人恋し
田の雪に血をこぼしつつ猫交る
目玉焼固く焼けたり受験子に
種蒔へサッカーボール飛び込めり
稲妻のような早さでカルテ見る
空壕を立ち上がりたる女郎蜘蛛
綿雪のような女の骨拾ふ
自転車で下る二の丸梅白し
草田男忌の鍋をはみ出す鶏の骨
荘子逍遥遊篇に来る寒波かな
買初となる白鳥の餌袋
遠雪崩旅の鞄に歎異抄
鍾乳石の先端に意志初時雨
首洗い池をすっぽり秋夕焼
香水の男と時刻表を見る
馬追のゐる外来の硬き椅子
魁夷より離るる黒き夏帽子
鰯雲タンクローリーに運ばるる
 



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