大正親睦会とは? わかりやすく解説

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大正親睦会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/14 00:16 UTC 版)

大正親睦会(たいしょうしんぼくかい)とは、日本統治時代の朝鮮における親日団体である。1916年11月に設立され、京城府の明月館内を所在地としていた[1]

役員・会員

1921年時点[1]

  • 会長 李尹用 (元会長 趙重應)
  • 副会長 趙鎮泰
  • 専任理事 芮宗錫
  • 理事 劉海鍾 他8名
  • 評議長 韓相龍
  • 会員250名(他に評議員20名)

活動

下記の事項を研究していた[1]

  1. 国家慶節に関する件、京城繁栄に関する件
  2. 経済及び勤倹貯蓄及び殖産興業に関する件
  3. 法令周知、納税義務、衛生勤行に関する件
  4. 礼儀秩序、公私道徳に関する件
  5. 風俗矯正及び内鮮人融合一致に関する件
  6. その他社交上必要なる事項

また、満州の大飢饉において、寄付金を募集し在満朝鮮人の救済事業を行っていた[2]

関連項目

  • 育英会
  • 維民会
  • 朝鮮経済会
  • 同光会
  • 朝鮮小作人相助会
  • 国民協会

出典

  1. ^ a b c 鮮満の経営: 朝鮮問題の根本解決 細井肇 1921年 p.446
  2. ^ 朝鮮事情 大正十年七月上半 朝鮮銀行調査部 1921年



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